”心を病むイクメン50結婚式その2 | 夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

結婚10年目のプレゼントは鬱病だった。
鬱の夫との日々をふりかえります。


今回で心を病むイクメン、50回目…

50回も書いてるのに、まだ、休職して、2ヶ月の話を書いています…。現実に追いつく日は来るのだろうか…


来ても来なくても、いいかも。

そんな、気持ちです。

書きたいときだけ、書いてみたくなったときだけ、思いの丈を吐きたくなったときに^_^

それが、ありのままの姿。




お兄さんの結婚式…幸いなことに身内だけのささやかな式と披露宴。

病み始めた頃、お酒に走っていた夫が嫌いだった。
休職してから、不安に駆られて酒を煽った夫が、小さく見えて悲しかった。

だから、

この時点で夫がアルコールを嗜むのは断固として認めたくなかった。披露宴であっても。


式に行く前日、

「乾杯も飲まんといてよ」って言った。
お節介みたいで、言いたくない気持ちと、
念押ししたい気持ち、
「飲まない」という意思を見せて欲しい気持ち

いろんな気持ちで、言ってしまった。

返ってきた反応は
「そのときにしかわからん」

だった。


腹が立って仕方なかった。

はぁ?

どういうこと?

まだわからんの?

こちらの心配や思いなんか全部無視する反応。

この時点で式にいくことは重荷でしかなかった。

ホンマに腹が立ったので、義母に連絡した。
多少のオブラートには包んだつもりだったけど

先日、酒に逃げて、起きられなくなりました。悪化しました。

それなのに、式でも飲もうとしている。あの人にアルコールを断つ意思はない。

式では、一切飲んでほしくありません。

おめでたい席なのだから今日だけ特別ーとかお考えでしたら、わたしは拒絶します。

一滴でも飲んだら、治るまで家に帰ってきてほしくない、そんな気持ちです。

もう無理です。多目にも見れません。

偉そうな嫁の態度かもしれないけれど、それくらいわたしは夫とアルコールの関係が嫌だった。


当時のわたしは…

式のために、夫の礼服を新調し、必要以上の出費になった。なんで収入が減った今なの?という思い。

私たちの結婚する頃に、夫兄弟は兄弟間の祝い事は3万でという取り決めをしていたらしい。
でも、兄は妻となる方の手前、3万は困ると言ってきた。だから何倍もの金額を包んだ。
…取り決めのあるなしに関係なく、わたしはそれ以上の金額を包むつもりにはしていた。お世話になっているし、家族も多いから。ケチるつもりはなかった。
でも、義兄から催促された事は嫌だった。

しかも、その催促の話を耳にした義母はわたしに「兄弟で決めたんやから、そんな事しなくていい。もし、しても差額はわたしが返すから」と言ってきた。
それでさらに嫌な気持ちになっていた。

なんで「ありがとう」って言ってくれへんの?っていう気持ちが大きかった。


夫が式に出られるよう、その日まではストレスをかけないように配慮していた。

アテにならない夫。だから、3人のこどもをひとりでみないといけないというプレッシャー

そして、何より
祝う気分じゃない!というダークな心。

アルコール飲まない!と宣言してくれない夫。
夫に忠告しない義父母。浮かれている、兄。

みんなに腹が立っていた。

だから、当日も怒りモードのまま支度し、夫とも顔を合わさず、イエスノーの答えしか言わずに出かけた。