心を病むイクメン38 妄想をする妻 | 夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

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結婚10年目のプレゼントは鬱病だった。
鬱の夫との日々をふりかえります。



孤独な世界にいたわたし。

誰とも連絡を取るわけでもなく…誰かに聞いてもらいたい、

でも、誰に??

鬱って言ったら、白い目で見られるよね…

あの人に聞いてもらいたい…でも、あの人は口が軽いから、言いふらされるかも。悪気なしに…。

あー。

孤独。

でも、少し前みたいに、みんなの輪の中で笑えない…白けるし、切なくなる。

しかも、友達たちがワチャワチャ盛り上がる場面想像するだけで、妬みという感情も湧いてくる…。


いいよね、悩みなんかなくて。気楽に遊んでられてーいいよね。

ドス黒い闇の心ー。

はぁー。そんな自分も嫌になる。

勝手な妄想をたくさんした。

きっと夫が鬱になったということを知られたら、

・わたしがプレッシャーかけすぎたと思われる。

・夫が弱い、ダメ人間だと思われる。

・真面目すぎると言われる。←真面目という言葉はわたしにとっては批判にしか思えなかったから。

・わたしが家事を押し付けたから

・わたしがダメな妻だから。

・専業主婦のくせに、夫のメンタル管理もできないの?そんなら、毎日何してるん?

・こういう時に、余裕で対応するためにはやっぱり正社員で妻も働く方がいいよね。



そんな、バカな想像ばっかり。

しかも、中心は自分の評価ガーン悲しいかな…でもそれが現実だった。はぁー。

虚しいわたし。

はー、小さなわたし。

ほんまにマイナス思考で、自己評価低かったショボーン



そうなんよね、わたし自身の自己評価はかなり低く、「わたしなんて…」が口癖だった。

だから、夫が病んだのは自分のせいだと思うところも、あった。

その考えは

自分に自信がないのか、傲慢なのかどっちやねん!!

ツッコミどころ満載プンプンなんだけどー。

そんな日々の中で、夫は次の診察の日を迎えた。