心を病むイクメン11 | 夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

結婚10年目のプレゼントは鬱病だった。
鬱の夫との日々をふりかえります。



夫のビールの飲み方が変わったー
そこにうつの前兆が見え隠れしていた・・・。

と書いていました。

夫はキレイにおいしくビールを飲む人だった。
焼酎も然り。

でも、なんとなくこの頃から飲み方が、浴びるように飲むってこういうこと?みたいな感じになっていた。

おいしく味わうーではなく、体に入れている。それも限りなく。

え?

まだ飲むの?

と思わずいってしまうことも出てきた。

もう、遅いし寝ようよーと声をかけると、

うんー

と言いながら、コップに焼酎を入れ、寝床にまで持っていくー。

卑しいというか、酒におぼれる親父ー!!って感じ。

もしね、

「おいしいから❤️好きだから許してー、1杯だけ〜おねがい

と言えば、


「んもぉー、最後にしなよーウインク


って返して、仲良し夫婦❤️なんだけど、

現実には
「いいから真顔

って言われるもんだから

「しらんわ!ムキー

どこまでのむの?もう味わかってないやろ?と言いたくなる雰囲気。険悪。

しかもね、私の話ちゃんと聞いてくれてないのー。いつもみたいに欲しい相槌とか返しがない!フォローがない!

だから、晩酌している夫のことがキライになっていた。

欲望コントロールできない奴プンプンとさえ思ったこともある。

そして、アルコールを入れれば、頻尿になる。

床についても、すぐトイレ・・・

またしばらくするとトイレ・・・

そこまでして飲む??

ってほどになってきていた。

そう、トイレにいくということは、それだけ睡眠が妨げられているということ。
睡眠が浅くなっているということ。

嫌だったけど、強くは言えない私がいた。

だって、夫の楽しみは子どもとの関わりとビール。

自己中妻でも、一応はわかっていたから。

夫は今大変な状況だということ。以前は休日にランニングしにいったり、自分の楽しみの時間も持てていたけれど、今はそういう余裕もなくしていることを。だって、休日は妻がバイト行っちゃうから子守しなきゃいけなかったし。

だから、これ以上、夫の好きなものを奪うのはダメだと思った。

ビールいやだなって態度には出ていたけれど、いつもみたいに強くは主張しなかった。

何もかも頼り切って、夫の負担を過小解釈している妻。夫の好きなもの全部奪ったら、最低や。

っていう自覚はあったから。

そして、もうひとつ・・・


んん??

気になることが起こり始めた。

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子供達が作ったオムライス。
39=thank  you

できたらね、すぐに写真撮ってお父さんに送ってよーおねがいニコニコおねがい
って。

子供達はずーっとお父さん大好き。

病む前も、症状がかなり出ていた時も、今も
ずーっと変わらない。

求めたり、いやになったり・・・コロコロかわるわたしの心模様とは違う。

病気であろうが、なかろうがーお父さん大好き。
ありのままを受け止めていた子供達。

夫もどんな状況でも子供達への気持ちは変わっていなかったからなんだろうな。