4月までわたしはいわゆる地下アイドルというものをしていました
地下アイドルとは???
馴染みのない方はもはやなんのことかもわからないでしょう
わたしは人知れずアイドルというものをやっている者でした
地下アイドル
どのくらいの人数が地下アイドルという名称について認識しているのでしょう
たまにツイッターに流れてくる
「こんなキモいやつがアイドルファンならアイドルもつらいよな笑笑笑」
という嘲笑がながれてきます
わたしには気持ちはわかりませんが
わたしもはじめはそのような嘲笑の最中にいたのです
わたしはもともといわゆるヲタクというものでした
中学生高校生のときは中二病というものに罹患していました
いずれ王子様が迎えに来てくれるという妄想にかられていました
(今もです)
わたしがアイドルを始めたのはもともとお酒が好きで通っていたバーからでした
のちのプロデューサーに
「アイドルやってみない???」
もともとセーラームーンや仮面ライダーに憧れていたわたしは二つ返事で了承しました
なぜなら、アイドルをやる未来と飲み腐っている未来とでは仮面ライダーになれる可能性が一ミリでもあるからでした
そこからは早かった
アー写を撮りデビュー曲も早々に決まりました
ライブをしてちやほやされた日々を送っていたと思います
でもわたしにはファンがつかなかったのです
なぜなのか
わたしは元来の人見知りで、人とのコミュニケーションができませんでした
これはアイドルとしては致命的です
人の名前も覚えられない
ライヴ中も誰にもアピールをできない
そんな毎日を送りながらもファンがつかないことを嘆きながら酒をあおっていたのです
(言い訳でございます)
結局わたしは約2年ほどアイドルをしていたのですが
その中でもわたしのファンでいてくれていた方は片手ほどしかいなかったのです
“箱推し”という方も多いかと思いますがわたしには本当にファンがつかなかったのです
塩対応だったからですか???
違います
塩対応の人ならそれ相応の対応ができたのですから
わたしは活動していた約2年ほど
自分の立ち位置を全く把握できていませんでした
「お酒を飲んだら楽しいね」
これがわたしを苦しめていました
お酒を飲まないわたしはなんの取り柄もなくただのコミュ障でした
一緒にご飯に行っても話したと思ったらすぐに違う話をしてしまうとてもダメなやつだったと思います
それでも一緒にいてくれたのは緑の人でしたがそれはまた違うところで、、
ファンがいない
これはアイドルとしては致命的でした
このことを吹っ切れたのは実質的な解散を発表してからでした
これならなにをやってもいいや
そう思ってから、不思議ときらら推しが増えました
これはわたしには本当に不思議なことです
吹っ切れたというか
そんな気持ちになってから推してくれる人が増えたのかと
ほんとはアイドルという自分を自分が受け入れてませんでした
なのにやめると決めたときから推してくれる
ほんとの自分をみてくれる人がいることを知ったのです
なにもできないまま4月22日をむかえました
体調が悪かったとはいえわたしは人生で1番後悔をする日を迎えることとなりました
何をできていなかったかがあからさまとなった1日でした
本当に私たちのグループは恵まれていました
その集大成がその日でした
わたしの大好きなふっかちゃちゃんがライブに来てくれました
そんなことは普通はできません
その日のためにファンの方がどれほどの労力を注いでくださったかのかと思うも頭があがりません
そして今、
わたしは以前にお世話になっていた人の居酒屋で働いています
わたしが腐っていたときもお金がなかったときも店の前を通ると
「今日もおなかすいてんだろ?」
とお弁当を作ってくれた人のところで働いているのです
わたしは人にしか支えてもらってないのですね
アイドルのときには数少ないファンに
お金のないときにはお世話になっていた人に
なんでこんなこんな人生しか歩めないんだろうと本当に嘆きました
嘆いています
どうしようもないことをしたことも後悔したこともそれがあってアイドルをやって
今、一般の人という人生を歩んでいます
一般の人?
芸能の仕事をしていない人
未練がないといったら嘘になります
あのグループで売れたかった
わたしは売れたかった
ファンがたくさんほしかった
でも、わたしにはできなかったんです
それはわたしになんの力もなかったからです
いまのところわたしは一般の人ということに落ち着いています
わたしには飛び抜けた歌唱力も演技力もトーク力もなにもありません
「元アイドルです💙」
といって過去をひけらかすこともしません
わたしはこの時の中でわたしの時間の流れで自分がみんなにもらったことをこれからすこしずつ生かしていけたらいいかなと思います
ほんとは仮面ライダーになりたかった!!!
女の子はできないかもしれないけど仮面ライダーになりたかった!!
セーラームーンになりたかった!!!
亀有のSCで働いたときにオーズとウィザードに会ったときに胸が高鳴って泣いたんだよ😭
妖魔と変身して戦いたかった😭
わたしは来年30歳になります
わたしの生まれた平成はもう終わります
が、
わたしはまだまだ自由に生きていきたいと思います
また、もしかしたら気が向いてみなさんの前にあらわれるかもしれませんがそのときは
懐かしいな、
くらいに思ってくださいね
一般の人という傲慢な名称について
甘えずに生きていきたいと思います
元地下アイドル
だからなんじゃ
名も知れずに生きた自分に向かい合って生きたい
応援してくれた人に恥じぬ人生を生きていきたい
こんなに長く内容もない文章を読んでくれる人に笑顔で報いたい
ありがとうございました🐼
また会う日まで
ツイッターはしょうもないことを綴っていきますがご了承願います
なつめきらら