愛犬との柔らかな瞬間を提案する稀月な日々・Carbuncle Style

犬の食事療法インストラクター師範のさゆ です。

 

 

Queue de Okekoで開催させて頂いている『わんこも一緒に料理教室』で教えて頂いた『玄米を煎って、煮出して、出汁にする』という…目からウロコのワザ。

わんこたちの夏の水分補給・栄養補給にも最適です!!

 

玄米というのは『お米の種』って…言われたら、納得ですが、普段は当たり前過ぎて、『玄米は玄米』って感じになってます。
説明する時に『緑茶のお茶っ葉の中に入ってる茶色のツブツブです』とか玄米に失礼過ぎるワケです汗

 

お米の種ということは『水と光で発芽するパワー』を秘めています。
梅雨から夏にかけて、大きく成長する稲だから、この時期の栄養補給にも最適です。

 

期待出来る効果

 

◆ 解毒効果に優れています
◆ 利尿作用効果に優れています
◆ 体調不良時のなど水分補給に最適です

 

煮出すと、ほんの少しとろみが出て、香ばしい良い香りを醸し出します。
アロマ的効果は食欲アップにも繋がります。

 

玄米は、白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、動物が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できるため、完全栄養食と言われています。

 

『1日30品目以上のお野菜などを摂りましょう!!』 と言われることがありますが、これは『白米を主食にした場合』のことです。

白米を主食にした場合、1日30品目以上の食品を摂取しなければ、健康を維持するための栄養素が不足する、というにもなります。

 

玄米を主食にした場合にはその必要はありません。

昔の人が『一汁一菜』でも健康でいることができたのは、玄米を主食にしていたからとも言われているそうです。

 

発芽する前の玄米には、フィチン酸(IP6)という物質が多く含まれています。

フィチン酸は、水銀や鉛といった重金属と結合して、体内の有害物質を排出する働きをしてくれます。

 

強力な排出機能をもつフィチン酸は、様々な食品添加物や有害な環境物質に囲まれているわんこたちにとっても有用な物質といえます。

このフィチン酸は、種子を有害な物質から守り発芽させる働きもありますが、一旦発芽してしまうと、役目を終えて消えてしまうそうなので、白米などには含まれていません。
 

材料と作り方

 

◆ 玄米:大さじ1
◆ 水 :3カップ

 

  

 

1) 温めたフライパンに洗わない玄米を入れて炒る。
1) 麦茶のような色になれば火を止めて別の容器に移す。

 

  

 

2) 分量の水を沸騰させて、1)を入れて弱火で煮出す。

2) 玄米の粒がはじけるまで煮出します。

 

 

 

3) 煮出した後の玄米は取り出します。

 

煮出した『玄米水』は、そのまま飲んでも良いし、出汁として使って頂くことも出来ます。

私は氷冷皿で凍らせて、毎回 稀月のご飯に入れています。

 

 
そして、煮出した後の玄米は、わんこご飯のトッピングや私たちのお吸い物の具にして、お使い頂けます。

この煮出したあとの玄米がとても美味しいらしく…稀月のご飯が進みます。

 

麦茶を沸かすよりひと手間…ふた手間 必要ですが、その分の効果は得られると思いますので、是非 お試し頂ければですワンコ

 


パートナーの食事から私たち(ヒト)の食生活を見直し…家族みんなで健康に!! 

愛犬との柔らかな瞬間を提案する稀月な日々・Carbuncle Style

犬の食事療法インストラクター師範のさゆ でした。

 

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