また、母に手をあげた。


言っても言ってもわかってもらえない・・


ついつい手が出てしまう・・



子育てしてる時も虐待とはいかないまでも、かなり手をあげた。



私は子育ても介護も全く向いてない・・




優しい気持ちになって、実家へ来てるのに、一瞬のことで、腹が立つ。





玄関の土間のところで、裸足になりだした。


まだ、脱がないで!

と言っても言っても、脱いでしまう。


呆けてる時は、こんなもん。


今日もやはり呆けていた。




昼前には自宅を出て・・

実家に着いてから、ひたすら、草抜き。

家の周りの。


うっとうしい近所づきあいをしぶしぶ・・

話しかけられて、聞きたくもない話に相槌を打つ。

いつも人の悪口ばっかり言ってるむかつくおばさん。

顏もなるべく見ないで、適当に相槌を打つ。


2時間近く草を抜いた後は、墓参り・・


花を買いに行き、自転車で片道25分ほど・・

母のおばあちゃん、おじいちゃんの墓参り。

その後、場所を移して、自転車を置いて、山を登る。

きつい坂を、花粉症&PM2.5対策&黄砂のため、マスクをしながら登る。


山の中腹あたりの墓。

母の母の墓(見たこともないおばあちゃんの墓)

花を入れ替えて、手を合わせた。


涙が出た。

何の涙かわからないけど、涙が出た。


帰ってから、母を迎えに駐車場まで行って、また草抜きの続き。


母を車椅子に乗せて、草抜き。


早く家に入りたい・・


ばっかり言って、私の草抜きもなかなか進まない。

その都度、相手をしなければいけない。


結局、私が折れて、草抜きも途中のまま、家に入った。



その後の出来事だった。


母を施設に預けてても、私は母のために、時間を使っている。

母に頼まれた買い物をしたり、施設に行ったり、家の付き合い(母の友人関係の)をしたり、近所づきあいもしなければいけない。

墓参りも、草抜きも・・


母の介護だけじゃない・・


この間から何度もこけている。

一瞬、目を離した隙にこける。

じっとしていてとお願いしていても、そう言われたことすら覚えてないのか・・

私が便の処理をして、手を洗いに行ってる間にこけたり・・

手すりを持たせていてもこける。

洗い物をしている間にもこける。

椅子に座らせていたのに。

こければこけるほど、老人ホームが近づく。

骨折する。


何とかこけないようにと思うのに、言うことを聞いてはくれない。

わかりやすいように言ってるつもりなのに。

子の心、親知らずだ・・


昨日、母の誕生日だった。

施設に預けてる日だったが、

おめでとう!

ただ・・それだけ言いたくて、風がきつくても立ち漕ぎして、自転車に乗って施設まで行った。

たった一言、おめでとう・・そう言って帰った。


私は私なりに一生懸命しているつもりなのに、母はわかってはくれない・・><



もう・・しんどい・・


私には介護なんて最初から無理なのに・・

何で、私ばっかり・・



それでも、母には長生きしてほしい。

1日でも長く・・





いつもありがとうございます。


おじさんから電話があった。


おじさんの声、聞くだけで、心が穏やかになる。


彼の所へ行きたい。

彼の眠ってる沖縄に行きたい。


彼のそばにいたい・・

母がこけた。


どっし~ん・・

地響きがした。


何で、言うことを聞いてくれないんだろう・・


私が台所で、洗物をして、お米を仕掛けてる最中の出来事だ。


実家は古くて築55年くらいだから、LDKなんてもんじゃない。


台所と居間は続いてはいるが、台所のシンクは窓の方に向いている。

私の目の届くところに母はいない。


後方で、こけていたのだ。



椅子に座らせて、テレビをかけて、おとなしくしてくれてると思ったのに。



椅子から勝手に立ち上がり、歩こうとしてこけたらしい。



どうしていうことを聞いてはくれないんだろう・・


こけたいのか?


あるいは、私を困らせてやろうと思ってるのか・・


はたまた・・寝たきりになりたいのか・・



圧迫骨折がようやく落ち着いてきて、痛いって言わなくなったばかりなのに。


また・・圧迫骨折だわ・・

痛い痛いって言いだした。

往診してほしいとも言っている。



放っておくしかないわ・・



何もかも自分でできると勘違いするのか?


ぼちぼち、自分でやるってそればっかり言う。


洗い物は私がしておく


お風呂は私が掃除しておく


お風呂に入ってくる


そろそろお米を仕掛けるわ



などなど・・


夕方や夜中は特にひどい。

言っても言っても聞いてはもらえない。


やれるもんならやってもらいたいわ・・



車椅子押してても、


あんたが座り。私が押してあげるから・・


って、言うから、代わってもらおうとすると、


怖い、怖い


だもん。


できないなら最初から言うな~~~~

って言いたくなる。



きっと、自分の頭の中では、できるような気がしてるんだろう。



どうして、言うことを聞いてくれないんだろう・・

一瞬で忘れるのだろうか・・


1週間に2回くらいはこける・・

これだけずっとつきっきりなのに。


いつも、私が目を離した一瞬の出来事だ。


私は母をこかせたくはない。

1回こけるたびに、どんどん老人ホームが近づいている。

どうしてそんなことがわかってもらえないんだろう・・

何度も何度も言ってるのに。




ノーベル賞受賞者の野依博士に頭を下げさせる小保方さんって、どうなんかなと思う。

自分が会見の場に出て、発言すればいいのに・・


数か月前、同じくノーベル賞受賞者の山中教授の呼びかけにも返事もしなかったようだし(実際のところは知らないが)


STAP細胞だか何だか知らないけど、万能薬だと思いこんでぬか喜びしていた患者さんが全国に全世界にどれだけいただろう・・


まだ、研究半ばで焦っていたかどうかは知らないが、しっかりした事実、研究結果に基づき発表してほしい。

彼にとてもよく似た人に会った。

本当にとても似ていた。


うれしかった。


その人に話しかけられた。


少しの間、話をした。


うれしかった。



なんだか、彼が生きてるような気がした。

どこか遠くで生きてるような気がした。


声も、しぐさも、雰囲気も、顔も、体格も似ていた。



母がトイレだと言ったのでつれてってる間に、その人は診察が終わって帰っちゃったようで、もう会えなかった。


もう一言、話したかった・・



その人がどうもなければいいなぁ・・

明日、大腸ファイバーをするけど、母には何も言ってない。

言ったら言ったで、しないって言いだすに決まってるし・・

もともとそう言う人だから・・


考えて考えて、困り果てて・・自分で結論出せなくて、人に聞いたりして、またしても、止めておくって言う人だから。


検査するとは言ったけど、それ以上言わない。


主人は大腸ファイバーしたことあるから、あれだけは止めておけ!本人より世話してる人間がえらい目にあうから・・半端ないで!他のMRIやらCTやら胃カメラやらバリウムなんかより、はるかに大変やから・・止めておけ!と・・


それでも、私はもしもの時を考えれば、後で後悔したくないから母に検査を受けさせる。

内科医に、その歳でされることはあまりお勧めできないと・・本人の負担を考えると・・と言われたけど。


結局・・

昨日の夜に、1度、軽い下剤を飲ませ・・

今日の朝から、水分摂取を頻繁にさせた。

昼には2度目の軽い下剤を飲ませた。


15時頃には、便が大量に出た。

それでもトイレでやってくれたからよかった・・


問題はその後だった。


あれだけ出たのだから、後は今日食べさせた分が出るのだろう・・と思っていた。


ところが・・

17時頃に、トイレに連れて行ったら、紙パンツ&パッドに大量の便が・・


半端ない量で・・どうにもならなかった。

そっと、便器に落とせればよかったけど、そんな量じゃなかった。

少しでも右に傾けたら、どば~っと落ちてしまうし、左に傾けたらどば~っと落ちてしまう。

水分たっぷりの便なもんだから、えらいことになる。


そっとそっと、脱がせていったが、やはり、足にはつくわ、靴下にはつくわ、ズボンにはつくわ・・


床にべちゃっと落ちなかっただけまし。


手にべちゃっとつかなかっただけまし。


ほんとに危なかった。


水分摂取は咳き込むから、母が最も苦手とする分野。

と言っても得意なことはもうないけどね・・


日頃から、極力水分摂取を拒む。


それが、1回に200CCで、それも1日に6回も7回もだよ・・

飲ませる私がうんざり。


わざわざ、エアコンの温度あげて、加湿器を動かさなかったり。

(喉を乾かすため)


普段は、薬を水で飲まさないで、せき込むからゼリーで飲ませてるのに、それを水にして、水分量を加算したり。


夕方には、さすがにうんざりし始め(私も母も)、文句を言い出した。

納得いかないらしい。


水分摂らないと脱水症状になるからとか何とか、言ってごまかしたけど、なかなかしっかりしている。

明日、医者に文句を言うから!と言っていた。


なんで、こんな目に遭わないといけないんよ!

と泣いて訴えてきた。


今日1日だけやから・・と言っても、怒っていたし、睨んでいた。


検査のためにとは言っても、大腸ファイバーがどのような検査なのかは言ってない。

知れば、しないって言いだすから。


検査は母のためなんだけど・・


やっぱり、自己満足のためなんかな・・


母は内科医の言うように、本当はこういうこと、望んでないのかもしれない。


これくらいの歳になると1つや2つはポリープくらいあっても不思議じゃないですから、わざわざ検査をする負担を考えれば、されない方がいいと思いますが・・


私1人の母じゃないし、世話をしてない残りの兄弟に何を言われるかわかりませんから!と、私。


母には1日でも長生きしてほしい。

どういう状態になっても。


とにかく、私の生きてる間は生きててほしい。



終末医療を考える時、思う。


どういう形でも生きててほしい。

そこにぬくもりがある限り、生きててほしい。


彼が亡くなってから、そう思うようになった。


以前は安楽死とか賛成だったのに。


螺鈿迷宮を見ていても思う。



生きててさえいてくれれば、なんだってしてあげれたのに。


自己満足なのかな・・



彼が亡くなってしまった今、何が何でも母には生きてほしい。

1日でも長く。


できれば、私より長生きしてほしいと願う。



子の心、親知らずだ・・


ぶつぶつ恨み言を言っていた。


なんで、こんな目に遭わないといけないんや・・って。

(水分を飲まされることにうんざり&検査食がまずいらしいため)



明日の朝、検査のために病院へ行くが、検査の時間は15時。

朝の9時に病院に着いて、それからさらに下剤だ・・

夜にも下剤を飲ませたから、今日の夜はトイレに行ってばかりだと看護師にも言われた。


嫌だなぁ・・


明日はもっと大変。

朝の9時~15時まで、ひたすら、水分だけ飲ませなければいけない。

どれだけ、文句を言うことか・・

何も食べないで、水分だけ。

それも200CCを6~7回。


うんざり・・


いっそのこと、自分がやった方がどれだけましか・・



トイレで悲惨なことにならなければいいけど・・

紙パンツ&パッドはたくさん持っていこう・・

それからズボンも必要だね・・



大腸ファイバー入れてる間も文句言いそう・・


今まで、チームバチスタを見たことがなかった。


彼が亡くなってからPCを開けてることが随分減った。

その代り、テレビを見る時間が一気に増えた。


初めて、私は、第4弾のチームバチスタを見ることになった。


今日のストーリーで・・

桜宮葵くんが、言った言葉に涙が出た。


あの時に死なせてくれたらよかったのに・・


彼も何度か、私にそう言った。

彼は、私と知り合う前に自殺未遂を起こした。

その時は、近所に住んでいた別れた元カノが前日の電話でおかしいと思い、心配で、朝、彼の部屋に入って、すぐに救急車を呼んで助かったらしい。

あと1時間遅かったら死んでいたと・・


私はそんなこと、すっかり忘れていた。


あの日、私がそれを覚えてれば・・助けて!と言えたかもしれない。


その話を聞いてた当初は、もしそんなことがあったら、私、すぐに助けるからって言った。

確かにそう言ったのに、私、助けなかった。

悠長にしていた。

大丈夫・・彼なら大丈夫・・なんて、どこかで思っていた。

現実逃避したかったのかもしれない。



そんな話をしたことを彼が亡くなった後、思いだした。

普通の人なら、大丈夫なのに、俺、特殊なんだって言ってた。


消防の人や、医者はそう言うことを言うのかな・・

大げさに、今後、そういうことしないように・・

とも、思ったりしていた。


だから・・私、忘れてたのかな・・

そんな大事なこと。


彼はやはり、その頃から内臓が悪かったのか・・薬が普通の人より効きすぎるのか・・


彼が時々、言ってた言葉・・


あの時、死なせてくれればよかったのに・・



生きててさえいてくれれば・・


彼は・・死んじゃった・・><


私が彼を死なせてしまった・・




私にとって、3月11日は、東日本大震災とともに、忘れられない日だ。


1984年3月11日・・仏滅

淡路島にドライブに行って、交通事故に遭った日。

顏に11針、足に34針?縫う傷を負った。


この日から、私の人生は大きく変わった。


一生忘れられない・・






この日がなかったら、彼とは知り合ってないかな・・

彼を殺してしまうことはなかったかな・・


私はどこで間違ってしまったんだろう・・

違う道を通ってたら、彼の人生に関わることはなかったのに・・