たからもの幼稚園の秋の遠足で、お友だちや先生と競って探したドングリ。落ち葉の下から誰よりもおっきい(と信じて疑わない)ドングリを見つけた時のうれしさ。手の中に大事に包んだ宝物を、家に帰って走り寄って渡した時の母の顔。秋になると今でも思い出す。けれど…我が家の裏の林には椎の木がいっぱい~そして、道の脇には…ドングリがいっぱい~取り放題なのに誰も取らない。いっぱいあると宝物じゃなくなっちゃうんだね。