今日の歴史都市伝説

1967年 ロバート・オッペンハイマー (米:理論物理学者,原爆製造を指導) <62歳>
二号計画(陸軍)理化学研究所
東京帝国大学、大阪帝国大学、東北帝国大学が主体「熱拡散法」でウラン235を濃縮、仁科芳雄(湯川秀樹の父親)、彦坂忠義

F計画(海軍)
太平洋戦争末期の1945年6月には、日本海軍を中心とする原爆開発プロジェクト(F研究)京都帝国大学が主体「遠心分離法(サイクロトロン)」巴工業でウラン235を濃縮 荒勝文策、湯川秀樹(ノーベル物理学賞)

ウラン鉱石にはウラン238が約99.3%、ウラン235が約0.7%が含有。二酸化ウラン(イエローケーキ)に含有するウラン235は60%程度。ちなみに、北朝鮮は採掘可能な埋蔵量が推定400万トンで現在一位のオーストラリア【74万トン】を軽く凌駕。

日本で終戦の年、昭和20年(1945年)今から70年以上も前に広島原爆ウラン型は重量4トン・長崎原爆プルトニュウム型は重量4.5トンの原子爆弾が本当はアメリカ製ではないことを日本人は知らない。大日本帝國の大本営が陣頭指揮を執り、製造し完成させ日本製核爆弾の最初の起爆実験は硫黄島の戦いで使用された。

 

この事実を国民はしらない。大日本帝國の大本営は硫黄島の戦いから5か月後には2発目の広島・3発目の長崎で地上起爆実験を日本の国民にした訳である。

 

テニアン島の原爆部隊(シルバープレート)B29が安全に飛行する搭載重量は3トンが限界の重さである。アメリカ合衆国が原爆製造に失敗とは対照的に、大日本帝國が成功した「日本製原爆」を、アメリカ軍機が広島と長崎に空中から投下したと云う嘘、大日本帝國の描いたシナリオ「世界初の被爆国」を看板にして、日本中に原子力発電所を建設しながら、世界中に東芝・日立・三菱・電力中央研究所が開発した原子力発電所をビジネスとしている現実である。

 

広島と長崎の原子爆弾が、アメリカ爆撃機B29に搭載されて地上520メートルで空中起爆したという根拠は乏しい。ウラン235の濃縮問題やプルトニュウム239生成問題は解決できても、起爆装置の小型化は、1945年の時点では不可能である。(詳細

 

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  今日の映画&備忘録  

2023年7月21日に映画『オッペンハイマー』(Oppenheimer)がユニバーサル・ピクチャーズ配給により公開予定である。映画監督は、クリストファー・ノーラン、主演はキリアン・マーフィー(Cillian Murphy)である。

 

原作はカイ・バード&マーティン・J・シャーウィンのピューリッツァー賞受賞作品「オッペンハイマー『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」