今日は色んな思いがあって過ごされた方が多い日だと思います。

私の4年前は、震源地から遠く離れているため揺れなど感じるはずもなく…

テレビで流れる映像で津波を知りました。

宮城、福島沖で地震があったと…
津波が到達していると…。

…宮城

…宮城?

友人が住んでいるのは宮城

仕事が終わり、慌てて友人に電話をするけれど、何度電話しても通じません。

友人が宮城のどこに住んでいるのかもわかりません。

海の近くなのか…遠くなのか…

地図で住所を調べてみても、あの時はそこが津波が到達している場所なのかわからず、不安ばかりが募っていきます。

繋がらない電話。

電話を持つ震える手。

無事であって欲しいと願い
涙が溢れてきます。

やっと連絡が取れたのは翌日でした。

声を聞いた瞬間
大粒の涙が止まらなくなりました。

良かった。
無事でいてくれて良かった。

何度も「良かった」を連呼しました。

友人に何か困っていることはないか、何か必要なものはないか聞き、水が出ないので紙皿、紙コップ、割り箸があると助かると。

それらと一緒に飲料や、すぐに食べれるような食べ物、子供の為に菓子類、などなど…

仲のいい友達と一緒に送りました。

遠く離れているけれど、

中々会うことができないけれど、

ずっと、ずっと大切な友達です

その友達に癌のことを伝えてしばらく経った頃お守りが送られてきました



今日という日は色んなことを教えてくれた日でもあります。

命の大切さ

防災の大切さ

知識のなさ

大切なことを振り返らせてくれる一日になりました。



2時46分

東北から遠く離れた南国の地でもサイレンの音が響き渡りました。

響き渡るサイレンの音に胸が締め付けられ涙が溢れてきます。

手を合わせ自然に黙祷していました。