部屋に飾りたい気持ちになって
買ってきた。
薔薇の花、
高飛車なイメージで
あまり好みじゃなかったのですが、
今では愛おしい存在になりました。
きっかけは
"星の王子様"を読んで。
きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ
王子様が
地球で出会ったキツネに教えてもらったこと。
きみはまだ、ぼくにとっては、ほかの十万の男の子となにも変わらない男の子だ。だからぼくは、べつにきみがいなくてもいい。きみも、べつにぼくがいなくてもいい。きみにとってもぼくは、ほかの十万のキツネとなんの変わりもない。でも、もしきみがぼくをなつかせたら、ぼくらは互いに、なくてはならない存在になる。きみはぼくにとって、世界でひとりだけの人になる。ぼくもきみにとって、世界で一匹だけのキツネになる……
キツネが
費やした時間や
絆が大事だって
教えてくれて
王子様が
どんなに沢山の綺麗な薔薇を見ても
自分の星の薔薇が
自分にとってのたった一つの薔薇だったことに
気づく場面。
大人になって
ついつい見返りとか
自然と頭で結果を計算してしまって
それがすっごく
気分が悪いし疲れてしまって。
キツネが王子様に教えてくれたことは
私の心にとっても響きました。
じゃあ秘密を教えるよ。とてもかんたんなことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない
そんなこんなで
星の王子様を読んでから、
薔薇の花のイメージが
たった一つの自分にとって
かけがえのないもの
というイメージになって
とっても愛おしい存在になりました。
いかにも
美しい
愛ですみたいなくさいセリフでなくって、
たった一つのかけがえのないもの
っていう。
そして、プレゼントで貰ったら
やっぱり嬉しい花ですよね。
今日は父の日♪
良い週末を。