挫折は過程、最後に成功すれば、挫折は過程に変わる。
だから成功するまで諦めないだけ
本田圭佑(サッカー)
現役時代
どれだけの挫折を経験したやろう
毎日毎日練習をして
考えて研究して
積み重ねた時間のすべてを、
6分間に賭ける。
負けたい人なんているわけなくて
それでもチャンピオンは一人しかなれなくて
「ガンバッたからいいじゃないか」
心優しい言葉にも
胸が痛んで
目指していたのは
二番でも三番でもなくて
一番になりたかったから
自分が目指していたのは一番だったから
満足できなかった
監督がいつかくださった言葉
「ゆり、今幸せか」
私は答えた
「幸せじゃないです」
監督は
私がどれだけ勝ちたかったか分かってくださってた
だから厳しかった
「そうだろう。それなら、勝て!」
勝って恩返しがしたかった
引退した今となってやっと
本当にやりきったと想えるようになった
20年間人生を賭けて
戦ってきた過程を
本当によくがんばったと
受け入れられるようになった
それでも
現役時代とことん結果にこだわり
プロ意識を持って戦えたこと
勝つことが使命と
心から想えて戦えたことは
私の人生の財産となってる
一番になれなかった人の胸の苦しさは
痛いほどにわかる
あと一歩で夢叶わなかったその苦しさは
痛いほどにわかる
今の私にできること
私だからできること
人生を賭けた戦いが終わりを迎えた時
その次の人生を
つかみにいくこと
今まで生きてきた人生に誇りを持って
次の夢に向かって進むこと
そしてすべての挫折が
過程だったと
証明すること
第二の人生に挑戦する
道を示すこと
そうすることで
もしかして
スポーツに関わらず
同じように悔しい想いをしたり
悲しい想いをしたり
挫折を味わったり
そんな人たちの希望になれたとしたら
最高やと想う
そして・・・
誰よりも
ずっと一番近くで支えてくれた
家族を幸せにするために
夢をつかんでみせる
私が夢をつかめたら
「おかげさまで」
そう伝えたい人が
山ほどいる
その日を
私は 目指してる