「ムシキング」ご存知ですか?ご存知ですよね。
長男あきらもこのムシキングに興味深々です。
でもムシキングカードの1枚も持っていません。
この春から幼稚園に行く長男あきら。
じきに、色々な情報を仕入れて帰って来て
嫌でもカードを買えと言い出すに違いありません。
なので一枚も買い与えていません。
勿論ゲームをさせた事はありません。
(だからカード持ってないのですが)
ムシキングのゲーム機(?)がトイザラスの前に2台あり
いつも子供達がワラワラと集まっています。
あきらも必ず見に行きます。
が、勿論ゲームをすることが出来ず、
親にも「ゲームしたい」と言うことが出来ず(かわいそう)
人がゲームするのをじっと眺めているだけです。
でもそれでも楽しいようです。
彼いわく、「いつかゲームする時のために練習してる」とのこと。
そんなわけで、ムシキングに興味深々です。
厳密には、「ムシキング」か「ムシ」のどちらに興味深々なのかは
定かではありませんが。
(ここで言う「ムシ」はカブト・クワガタ限定)
あまりにもいじらしい長男の姿に、
さすがにちょっとかわいそうな気がした私は
ムシキングの本とカブト・クワガタの大図鑑みたいな本を
買ってやりました。
そしたら、もう夢中。
とくに大図鑑の方は大当たりだったようです。
そして、日ごろファンシーな(?)遊びが結構好きなあきらのために
折り紙でカブトとクワガタを作ってやりました。
喜んじゃって、もう大変。
折り紙の本にはクワガタの作り方しか載っていませんでした。
それを大・中・小と3匹作ってやったところ
始めは「クワガタファミリー」としてかなり可愛がっていました。
寝るときに布団の中に持って入りたいと言うほどに・・・!
そしてその後、クワガタをさらに数匹作ってやったら
目を書いたりして自分の手を加える事を覚えました。
更にはクワガタのハサミ部分をテープで無理矢理くっつけて1本にして
カブトムシを作り出してしまったのです。うぅむ。やるな長男。
そんなわけで、私も、クワガタから無理矢理カブトを折る方法を考え
今ではカブト・クワガタあわせて10匹ほどに増殖しました。
このムシたち。
次男ひかるが狙わないはずがありません。
ハンターの目はいつも獲物を探して光っているのです。
ちょっと兄がめずらしい持っていたら必ず奪いに行きます。
だからムシたちも狙われているのです。
あきらはムシたちをハンターの手から守るため、
ムシボックス(お菓子の空き箱で)を作り
必ずそこへムシたちを収納して
ハンターの手の届かない高い所(笑)へ置くことにしました。
そしてあきらは時折ムシボックスを開けては
なにやら手からパラパラと撒くしぐさをしています。
母 「何やってんの?」
あきら 「ムシにエサあげてるねん」
あ・・・エサね。エサ。
大事なことやね。
今朝、起きて来たあきらは暫く遊んだのちムシボックスを思い出し
「ムシたちにおはようって言うの忘れてた!」と言って箱を開けて
朝のエサを与えていました。
・・・・・・
この子には、このまままっすぐに育ってほしいと祈る私でした。