去年の今頃・・・
陣痛で、もんどりうっていました。
長男あきらを出産した時、それはもう、すんごい時間がかかりました。
80時間の大バトルでした。
80時間ってぇと、つまり、数日かかったことになるんですが
痛いので夜も眠れず、まさに不眠不休のバトルでした。
そんなわけで、お産に対してかなりネガティブなイメージを持っていました。
でも、「2人目はすぐに産まれる」という噂(というか体験談)を
助産師さんや数人の友達から聞いたので
「まぁ、最悪前回の記録を上回るのだけは避けたい」と
若干前向き(?)な姿勢で臨みました。
11月3日の明け方から痛くなってきました。
初めから規則的な痛みだったので、昼過ぎに病院へ。
看護婦さんの見立てでは
「早くに産まれそうなので、このまま入院しましょう」
・・・え?
んなはずあるかいな~!
と、前回の記憶を引きずる私と旦那は看護婦さんを信じない。
でもとりあえず入院。
今日産まれたら休日料金取られるんとちゃう・・・?
しかも休日ゆえ、見ず知らずの当直医なのでは・・・?
など色々な思いも駆けめぐる。
昼過ぎに入院したのに、変化がないまま夜に・・・。
今日中に産まれることはあり得ないのでは・・・?
「早く産まれそう」と見立ててくれた看護婦さんも申し訳なさそう。
あぁ、やはり日を越してしまった。11月4日か。
また前回同様数十時間のバトルに突入か・・・
6日頃には産まれるかな・・・誰か教えて。
ていうかイタイねん。イタイてほんま・・・イテテテテ。
そんなわけで、またしてもネガティブ思考に陥る私。
付き添っていたものの、夜中には待合室のソファで寝る旦那。
そして明け方、遂に家に帰って行く旦那。
早朝、看護婦さんが
「今、3900gの赤ちゃんが産まれたんですよ~!
これに続けるように頑張りましょう~」
・・・と言われましても。
しかも
「今日は朝焼けがきれいですよ!見ますか?」
・・・そんな余裕ありません。
ネガティブですから(意味不明)
そんなネガティブな感じで夜を明かしたのですが
朝、出勤してきた助産師さんに診てもらって
「大丈夫よ~。準備が出来たら分娩室に行きましょうか~」
の一言で急にポジティブに。(我ながら忙しい)
そして、その後もかなりの時間を要したものの、無事に次男ひかる誕生。
今回の記録・・・・・・30時間
まぁまぁやな。
という、そんなお産だったのですが
あれからもう1年か~としみじみしています。