月に一回の新聞の集金日でした。
振込みにしても良いのだけど、なんとなく集金に来てもらっています
新聞屋さんは、普通のおじ様なんだけどちょっとロマンチックなところもあって、
例えば。
「今が一番キレイなダイヤモンドですよ。」
っと沈みかけた夕日を教えてくれたり
「花火は、ここから見るといい角度で綺麗なんですよ。懐かしい気分になれます。」
とか。
時には、親思いのお嬢さんとお孫さんのお話を嬉しそうに
わずか、2~3分の立ち話ですが、私の中でも楽しみになってきました
先日、集金に来られた時に顔色が沈んでいて、
マスクにゴム手袋をしていました
びっくりして、
「ここまで、しなくちゃいけないなんて、本当にご苦労様です。
わざわざ来ていただいて、ありがとうございます」
と言いました。
するとおじ様が、さびしそうに。
「ほとんどのお客様が、同じように言ってくださって、ありがたいのですが、
今日伺ったところで、チャイムを押しても出てきてくれなくて、
暫くたって、完全防備で出て来られて、袋にお金を入れて渡されて、
おつりは、ドアノブにひっかけて。とドアを閉められちゃってね」
と話してくれました
どちらが悪いわけでもないですよね?
お互いの気持ちになれば、仕方のない事なのかもしれません。
コロナに感染する事はもちろん心配ですが、
いつもとは同じお付き合いも出来なくなるなんて。
コロナさん、さびしいですよ
もうそろそろよくないですか?
ayumi