みなさんもご存知の方もおおいかもしれませんが
ユダヤ人の成功哲学が注目されることって多いですよね。


例えば、マーク・ザッカーバーグや
マイケル・ブルームバーグ、
あのハワード・シュルツとか、
世界のトップ企業を率いる成功者の中には
ユダヤ人が多くいます。

アメリカのユダヤ人の人口の割合はたったの2%なのに
大富豪のユダヤ人の割合は30%以上だとか


よく「ユダヤ人が世界を動かしている」
なんて都市伝説も耳にしますがガーン


実際に彼らがこれだけ莫大な資本を持っていることを考えると
これはただの噂話ではなく、事実として捉えてもいいのでは?
と思ってしまいます。電球


だってこの資本主義社会でこんなに資本を独占してるって

タダごとじゃないですよね💦


とはいえ、ユダヤ人は順風満帆な人生を送ってきたわけはなく
ナあのチスによる虐殺(ホロコースト)では、
ヨーロッパに住んでいたユダヤ人の3分の2が犠牲になりました。


それがわずか80年前のこと。
うちの親が生まれた頃とさほど変わらず
そう考えると本当つい最近の話ですよね。


そんな過酷な歴史を背負いながらも、
彼らは立ち上がり、成功を手にしてきたのです。


そう考えるとすごいですよね。。。


アメリカの人口のたった2%しかいないユダヤ人が
大富豪の30%を占めているなんて、まさに驚きです。
彼らが持っている何か特別な要素が成功へと導いているのは
間違いないと思ってしまうのはみんなが感じてる事ですよね。

 

その理由の一つが、
幼少期から受けている「タルムード」に基づく教育だとか。
タルムードは、ユダヤ教の書物で
成功哲学や人生の教訓がたくさん含まれています。アセアセ


答えのない説話が多く、親子で「なぜ?」
と問答しながら、自分なりの答えを見つけるという
教育が行われているんですって。ダッシュ


わたしが特に印象に残ったのが
「正直な仕立て屋の話」です。

自分の子供ともこのストーリーについて話し合ってみるの
面白いかも。✨


 

 

 

【正直な仕立て屋のストーリー】

ある国で大干ばつが起こりました。

作物は枯れ、家畜は死に絶え、国中の人が困っていたところ、聖職者の夢の中で、神様のお告げがありました。

『仕立て屋に祈りを捧げさせなさい。そうすれば大地に雨を降らせよう』

ところが仕立て屋は学問のない人でした。

神へ祈るためのヘブライ語も分からず、聖書の内容もよく覚えていない。

だから初め、聖職者は『きっとこの夢は間違いだ』と思って無視しました。

そして聖職者は学のある人達を集めて祈らせましたが、やはりいっこうに雨は降りませんでした。

その間も『仕立て屋に祈りを捧げさせよ』というお告げは繰り返し繰り返し、何度も夢の中に現れました。

そこでとうとう聖職者は仕立て屋に祈らせることにしました。

人々の代表として祈り台にのぼった仕立て屋は、いつも祈っている巻き尺を持ってこう祈りました。

『神様、私は仕立て屋を初めて40年になりますが、ただの一度も人を騙したり、ずる賢い商売をしたことはありません。

私が使っている巻尺は全く狂いのない正確な巻尺を使っておりますが他の人は違います。

わざと目盛りを狭くした巻き尺を使って、生地を多く使ったように見せかけ、高い料金をボッタくってたり

わざと秤(はかり)を狂わせて、粉の量を誤魔化したりしてます。

でも私は違います。そういうことは一切していません!

どうぞ、この私の正直で適正な商売を評価していただけるならば、なにとぞ雨を降らせてください!』

すると、ついに雨が降り出しました。

その雨で、国中が救われました。

これを知った人々は、自分の店に飛んで帰り、秤や巻き尺を正しいものに直しました。

 

 

 

 

 

この話、どうおもいました?

わたしは最初はいい話だーと思いました。



◯スキルや知識だけでは本当に豊にはなれない

◯騙したりごまかしたりする奴は成功できない



一方、騙したりごまかしたりの人たちは、

騙した事によって一時的に富を得られたとしても

遅かれ早かれ、絶対しっぺ返しが来る。

 

 

 

いい人であれ。それが成功の元だと言っているように感じましたが

話の内容に違和感を感じる人も多いようですね笑


それはこの部分
仕立て屋の神に対する祈り方ネガティブ

 

 

仕立て屋の”正直さ”の陰に隠れそうですが
”他人を下げて自分を上げている”とも取れますね。

 

その点でこの仕立て屋は

「豊かになる正直者」から「バカを見る正直者」へと

になってしまったという見方。

 

 

 

正直者には「豊かになる正直者」「バカを見る正直者」

の2者がいるよ、と。

 

 

よく”ばか正直”という言葉があるけれど

正直者はばかを見ると言われたりしますね。

なんでも馬鹿正直に言うなとかね笑



私も馬鹿正直者としての経験あります。

 

 

ある講義を受けていた時に

「わからないところありますか?」

って質問された時、

 

 

周りはし〜んってなり

え、みんな理解できてるの!?本当?と焦り

 

 

そのまま自分も知ってるフリして終わらせることも出来たけど

『知らぬは一時の恥、聞かぬは一生の恥』と言う言葉を思い出し

 

この機会を逃したらもう質問する機会がないので
恥ずかしいけど頑張って質問しましたよ。。

 

私が「すみません、ここの所がちょっとわからなかったので・・」

そう言うと前に座ってた方が驚いたように振り向きました。ガーン

 

 

ああ、さすがみなさんおわかりなのね、と思いながら質問

するとその講師はとても良い方できちんと答えて頂き理解できました。

 

 

 

なのに講義の終了後に前に座っていた人が驚いたことに

「あれってどう言う意味」と私に聞いてきました!

 

 

 

えええ!

わかってなかったのか!!

しかもまだわかってないのか!!!!

 

 

ってびっくりしたけど、その人が悪いと言うよりも

この現象、日本人に多い感じがします。

必要以上に場の空気を読んでしまう人が多いので。

 

 

話がそれましたが



豊かになる正直者ととは

「他人がどうか」「他人からどう見られるか」について気にせず自身の内面の問題として「自分の正直さ」を守る事ができる人。

 

 

この部分には大いに納得できます。

 

 

なるほど、本当に色んな話の解釈がありますね。

 

 

 

でも中にはこういう話を偽善的だと思われる人も中には

いるんじゃないでしょうか。

 

 

でもこの”いい人”がもたらす良い効果について研究結果もあり

根拠に基づいてるんです。

 


 

それは2012年にgoogleが発表した

「プロジェクトアリストテレス」です。

 

 

「プロジェクト・アリストテレス」は、
Googleが行ったチームワークに関する研究です。
簡単に言うと、「どんなチームが一番うまくいくのか?」
を調べたプロジェクトです。



Googleは、いろんなチームを見て、
「成功するチームには何が大事?」というのを探しました。
たくさんの調査の結果、一番大切だったのは


”怒り”や”攻撃性”が排除された職場で

「スキル」重視で人が集められたギスギスした職場ではなく

「いい人」が集まった「心理的安全性」というものでした。



心理的安全性とは、チームのみんなが
「自由に意見を言っても、笑われたり怒られたりしない」
って感じられることですね。
この安心感があると、みんながもっと意見を出しやすくなって、
チーム全体がうまくいくようになります。



ほかにも
「みんながきちんと責任を果たすこと」
「仕事がはっきりしていること」
「自分の仕事に意味を感じること」
などが成功のカギだとわかりました。



簡単にまとめると、「みんなが安心して意見を出せるチーム」が
生産性があり成果を出しやすいということです。

 

 

確かに私自身も攻撃的で嫌な上司や同僚がいる職場で働いてた事が

ありますが、意味のない足の引っ張り合いや

必要のない残業が毎日あったり、
入社してもすぐ辞めていく人が多くいました。

 

 

この仕事をして、自分が「付き合う人」を選べるようになった今、生産性が大きく変わるのは身を持って感じています💕

 

 

 

そして今では巨大な組織となっている

googleやmeta社の面接で求められてる人材の条件が

「いい人であるかどうか」とか。

 

 

確かに成功者たちって「いい人」が多いです。

正直で、達観していて、だから人からの人望もあるんですね。

 

 

このいい人の波動は色んな成功を引き寄せるんですよねニコニコ

とても興味深かった話でした。