その中で信頼が生まれニードを知り、頭をひねる。そんな過程が大好きだった。
正直師長やれと言われ早2年。スタッフのしている看護実践を指くわえてみてる。
あたしも混ざりたい。あたしも清潔援助したい、コミュニケーションとりたい、点滴したい、バルン入れたい。
スタッフの時は得意にしていた心不全生活指導や、カテーテル検査オリエンテーション。あたしやったらもっとうまくできんのに!そんなジレンマ感じながら
管理職の何もわからず、とにかく実践から外れた。
そして今。
あたしが何をすべきかなんとなくわかってきた。
ケアの道筋を示すこと。
あたしの看護感を軸にすること。
スタッフにはできているところは賞賛し、できてないところは、どうすればできるか検討する。
そんでたどりついた。
ターミナル患者の転棟。
ターミナル患者とその家族になにができるのかな、と自分で考えてるうちにスタッフはすでにうごき出していた。
ある看護師は、辛い気持ちをきかせてみてくださいと家族に声をかけ、ご家族の決断されたことにあたしたちは精一杯の支えになりますと言ってくれた。
ある看護師は、顔拭きや手足を拭くのに、家族を誘ってみた。拭かれますか?と。
ある看護師は不満を訴える家族の話をずっと聞いてくれた。
それらがどれだけの看護力を発揮するのかはかりしれない。
しっかり支えてくれるスタッフ。
ああ、あたしはスタッフ達に任せて安心だと、誇り高き集団だと心底思えた。
ほんとに嬉しかった。
こんなことから、管理職の醍醐味を感じた。
決して自らが手を出すことではなく、あたしがいなくとも、似た看護観で看護実践してくれる頼もしさ。
嬉しくて、頼もしすぎて
涙うるうるさせるに至る。
こんな学びをさせていただいた患者様、その家族に感謝。

