世間は『華金』、私は『課金』のパラダイスな金曜日の夜です。
あっ、課金と言っても、そんな怪しげな有料なんちゃらみたいなやつではなく、もうちょっと健全なことへの意義のある投資です。
デパ地下課金
それだけじゃないんだけど。
今日は、朝娘ちゃんを送り出してから電車に乗って京都に行って来たんですよ。
最近は、ましゃLIVEや通勤等で電車を利用することもあり、電車も慣れっこちゃんになりつつある私だったんだけど、今日新快速乗ったらまぁ~テンション上がる上がる
テンション上がりついでに遠出もしたい所でしたが、指をくわえて駅の窓から新幹線を眺め、気持ちだけを旅に出しましたよ。
いやぁ~、ホントいつ見てもかっこいいですよね。良いもんだ
疲労も寝不足も溜まりに溜まっているから、折角の休みはじっくりと体と心を休める時間を設けるべきなんでしょうけど、昨日の夜、「そうだ 京都、行こう」と思い立ち、朝から出かけて来たという訳です。
目的は、こちら。
昨日のブログにも書いたのだけど、今週の『JET STREAM』は、高砂淳二さんのお話。
あっ、水曜日の放送は、雅治さんの声がいつもと違うと感じたんですよね。声が出にくそうな膜のような物に覆われているような感じで、疲れが溜まってるのかな?と思いながら聴いていたんですよ。
昨日も‟どうかな?”と思いながら聴き始めたら、まだ若干の出しにくさを感じるような声では有ったけれど、はつらつと楽しそうにお話をされていましたよ。
私は咳喘息持ちだから、花粉とか黄砂とか疲労とかが有ると、むせ上がるような咳が出たり、肺というか気管というか呼吸器系のどこかがなんとなく腫れているような感じになり、声がこもって来たりするんですよね。
気管支が強くないとよく仰っているから、雅治さんもそんな感じなのかもしれないな。と、勝手に想像している
昨日の回は、オーロラのお話だったんですよ
毎度毎度すり合わせたように話を書いているんだけど、実は、昨日の日暮れ前に少しだけ外に出る仕事があったの。
「はぁ~ぁ」と思いながら重いドアを開けて外に出た瞬間、私の目に飛び込んできたのが、虹 分かります?下の方にぼかしをかけた建物の斜め上に薄っすらと縦に出ているの。
『幻日』と呼ばれているんだそうですよ。
直ぐに消えてしまったから、少しでもタイミングが違っていれば見れていなかったこの奇跡的な遭遇に、‟絶対に私に見せようと思ってくれていたんだありがとう”とつぶやいた。幻日のかかっている雲も下の雲も、龍雲みたいでしょ。絶対良い事のサインだと思う。
そんな嬉しいサインを見てルンルンとしていたところに、ラジオではオーロラの話ですよ。
「これは、行かんといかん」
と思い立ち、19日まで京都駅側の伊勢丹にある『美術館「えき」KYOTO』で開催されている高砂淳二さんの写真展を見に行って来ました。
『この惑ほし星の声を聴く』
正直言うと、「JET STREAM」で雅治さんが幾度となく高砂さんのフォトエッセイを取り上げられていて、それを拝聴して高砂さんの存在や自然写真家として活動をされている事を知ったんですよね。
ラジオからお話を聞き、webサイトに掲載されている写真を拝見して凄いという感想は抱いてはいたのだけれど、実際に足を運んで大きなパネルで展示されている写真の数々を拝見し、その凄さをより感じましたよ。
一歩間違えば、命に係わるような事なんだとも。
スマホでの写真撮影はOKだったので、私も含め来館されていた方はカシャッカシャッと音をあちこちからさせながら、写真の写真撮影をしていましたよ
「これ見た見た」と思って思わず1枚。
「コレも見た見た」と1枚。
「わ~あの時のヘリからの写真だ」と1枚。
故意にそのシチュエーションを作り出しているわけではなく、同じ惑ほし星に生きる生き物として、それぞれの生態やサイクルを崩す事のないように驚かせたり脅かしたりせず、じっくり時間をかけてその姿をカメラに収められる。
写真でありながらも、美しい絵のようでもあり。
ほんの一瞬の、ほんの1コマの出来事でも、写真に収めると壮大な物語が広がっていたりもして。虹にもオーロラにも、未だかつて見たことのない空を覆いつくす程の無数の星にも、こんなにも美しい所で生かさせて頂いているんだなと、沢山の写真を拝見して感じました
実際に使用されているカメラの展示もあり、その機材を見ただけでも、写真家という職業の大変さと、気の遠くなるような時間をかけてあれだけの素晴らしい1枚の写真が撮れるんだなと思いながら、会場は後にしました。
そんな思いで居たくせに、「わー京都タワー」と思いつきでスマホを構えて構図も何も考えずに撮っちゃう私。
折角京都に来たんだからと、随分とご無沙汰の本山(西本願寺)まで向かいました。阿弥陀堂に上がると、丁度お説法の最中。昭和五十年にイギリスのエリザベス女王ご夫妻がこの西本願寺を参拝された時のご様子をお話になり、「私以外の皆ではなく、この私も含まれている」という十方衆生について語られていました。
お説法もだけど、御影堂にお参りた後には喚鐘が鳴り始めましてね。なんとも有難いタイミングだなと思いながら後にしました。振り返ってみたら、数日後には宗祖降誕会だと掲示が。また各地からの参拝者で賑わうんでしょうね。
その後向かったのが、道路を挟んで向かいにある『龍谷ミュージアム』
展示物の写真撮影は禁止だったから載せられないのだけれど、半跏像や交脚像、様々な弥勒菩薩像を拝見し、こんなにも顔だちや作りが場所によって異なるのかと思いながら、学生やどこかの先生のような方が必死にメモを取っている様子を横目で見ながら、良く分かっていないのに、一応勉強している素振りをしていた
何気なく見ている仏像でも、よくよく考えて見れば遥か昔にそれだけの技術が有ったことがすごいな!となびくように彫られた衣や細やかな装飾などを見ながら感じていました。
もうちょっと勉強したら、もっと楽しめるだろうと思う。
京都駅に戻り、学校が半日だった娘ちゃんと大阪で待ち合わせ。
どこかでランチをと考えていたのだけれど、口内炎が酷いと言うものでデパ地下でお弁当を買って帰ろうかと阪急に立ち寄ったら、『片岡鶴太郎』さんの作品展が
本当に多才な方ですよね。描かれる絵も、1つ1つタッチが異なっているし、文字もそう。なんとも味のある作品でした。
販売されているものもあり、娘ちゃんと2人「えっ」「ええっ」「うわっ」となりながら、ポストカードを購入して帰ってきました。
‟私に絵の才能があったならば”と思ったってことは伏せておこう。
帰りの電車では、びっくりするほどの爆睡。端に座っているのに舟を漕ぎましたからね
それほどに実りのある充実した1日だったってことだなと。
今日はぐっすりよく眠れそうなので、きっと蓄積疲労も睡眠不足も解消される事でしょう。って、大概良い時間になっているけれど笑
あ~いい1日だった
ってな所で今日はお終いです。(←なげーよ笑)
ではでは、おやすみなさい