星の夜空に向けて

純粋に願いごとを祈り続け

その願いが叶って 大喜びする

 

叶った願いは 

その時を頂点として

ゆっくり ゆっくり剥がれてゆく

 

いつしか

願いは幻想であり

先走った思いが短絡的だったことに気がつく

現実を見ないと

何もわからない

 

だから

心からの願いは 叶わない方が

その思い そのままに 綺麗でいられるのかもしれない

 

まったく自分の為だけの願いなんて

勝手すぎるだろう

叶わない方が良い願いもある