行きたい気持ちと見るのが怖い気持ちでごちゃごちゃになっていた追悼ライブ。



豊洲PIT。


行ったことも無かったので調べに調べて備えました。


おかげで迷うこともなく到着。


早めに本人確認をして…


ホテルで待機。


どんなライブになるのか…ライブ前にこんなに緊張して不安になるのは初めてでした。


20周年のTシャツで行きました。



いつも通り上手(かみて)のややセンターよりへ。





メンバーが出てきた時に…


やっぱり4人なんだ…と。


「れいたれいたれいた!」と叫ぶ声ばかりの中、れいたはいなくて。


明るくなって麗さんの顔を見た瞬間、胸を突かれました。


憔悴しきった様子、いつもと全然違う麗さんがいました。 


もう周りも自分も涙でいっぱいでした。




「LAST SONG」

ああ、この曲からなんだ…



「UNDYING」

大好きな曲、こんな想いで聴く日が来るなんて。



この次に「ネバダイ」


ここでやるんだ!!と驚いたけど、この曲をやってくれてほんの少し気持ちが落ち着きました。


もうやらなくなるんじゃないか…という思いもあったので。






20:00からは配信。


コロナ禍でも頑なにライブに拘り配信をしなかったバンドがMCのみとはいえ配信に踏み切ってくれたのはひとえにファンのため。


一人一人、言葉を選びながら、涙を堪えながら話してくれました。


たくさんの誹謗中傷も受けながらこの公演をやりぬき、満身創痍といったメンバーを見るのは本当に辛かった…


この先もれいたはthe GazettEで他のメンバーは入れない、れいたの遺した音を使い、これからもれいたの遺したベースと機材を使っていくと言ってくれ、


the GazettEはこれからも【5人】なんだと思えました。



【the GazettEは永遠であってほしいと願う】


…というれいたの思いとバンドを守っていく覚悟がメンバーひとりひとりから伝わってきました。




大切な曲だとルキが言った「未成年」



「On bass REITA !!」



ルキが叫んでお立ち台にスポットが当たったあの光景は一生、忘れないと思います。


周りのファンがれいたを呼ぶ声とベースの音。



「未成年」は私にとって特別な曲です。


初めてライブで聴いたのがこの曲で、(私にとって)初めての武道館でもこの曲を聴きました。




「春雪の頃」でメンバーが真ん中に集まる際にちゃんとれいたの場所が空けてあって


この日のライブを残しておきたくて書いてる今もどうしても泣いてしまいます。


当日のメンバーのMCは6/4までFC限定でまだ見られますが、どうしても辛くなってしまい、全部見られません。




辛い辛い追悼ライブで泣いてばかりでしたが、あの場所に行けた事はやっぱり良かったと思います。