こんばんわ。

今日は、このことを話題に記事を書かれている方も

多いのではないでしょうか。

1年前の今日、鮮明によみがえります。



専門学校に入学したばかりの4月下旬のあの日

授業も終わり終礼の時間、担任の先生が


「尼崎で事故が起きているらしい。

JRで尼崎、神戸方面へ帰る人は注意するように」


と、皆に注意を呼びかけました。

私は「人身事故でも起きたのだろう」と思っていましたが、

家に帰ってテレビを付けてみると

折れ曲がった車両、救助にあたる隊員の人々、

病院に押しかける人々、泣き崩れる人々…

その日は、どのチャンネルもこの光景ばかりでした。


後日、ニュース番組に事故で婚約者を失った女性が写っていました。

泣き崩れる女性に詰め寄る報道陣、

「JRに何か一言ありますか?」に対し、


「人殺し…許さない。 ○○君を返して…」


この映像と言葉が、今も記憶に残って離れません。


107人の方が犠牲になり、555人の方がケガをされました。

1年といいますが、被害者、遺族の方々の心の時計は

止まったままでしょう。

未だに、入院している方もいらっしゃいます。


子供を失った方、親を失った方、友達を失った方、恋人を失った方…


突然大切なものを奪われ、生活にポッカリ穴があいてしまう。

そのショックは、想像を絶するもので

当事者にしか分からないことかも知れません。

だからこそ私は、JRの再生、このような事故がもう起こらないように

願ってやまないのです。


過密ダイヤが改正されたのは今年の3月です。

あまりにも、遅すぎる対応です。

私は時々JRを利用しますが、正直こわいです。


犠牲者の方、被害者の方、遺族の方の心の平和が

早くおとずれ、それが穏やかでありますように