昨夜11時半、高1息子と喧嘩中、

息子のスマホが鳴った。

中学の同級生で卓球仲間の①のK君だった。


彼は学年きっての優等生だった。

3年間成績一位、歴代成績一位、

隣県の超進学私立高校に特待で入って、

そこでもクラス一位だそう。




で、何でいずみ息子と友達かってことよね?

まあ七不思議よ。





最初だけちらっと聞こえたには、

月曜日に遊びに行こうということらしい。

しかもね、自然の中に行きたいと。

「なんかさー、秋の自然の中にさ!」って。

おいくつですか?


それで自然遊び大好き息子も誘われたらしい。




多分、K君が自然の中に行きたい理由は息子と違う





彼の高校は進学校の中でも更に授業スピードが速く

勉強はとても大変だとお母さんから聞いていた。

なんか、すみません。

遊び呆け息子で。

それでさ、電車や新幹線を乗り継いで

街中の学校に通っているのね。

あちらでも塾に入って。


こんな田舎から街中へ、

しかも毎日遠距離を通って、

毎日膨大な量の勉強をこなす。

もう、好きな卓球をする時間もない。


出来ちゃうからやるけれど、

勉強が特段好きというわけではないK君。




多分、いろいろ張り詰めているんだろうな。




そして、これはいずみの妄想だけど。

中学時代、彼が本当に気が合う、

心から気を許せる友達はいなかったんじゃないかと思っている。




それには彼が優秀過ぎるから。

対等な相手などなかなかいるはずもない。


そしてそれはごく当たり前のことで。

優秀過ぎる・(考えが)成熟し過ぎている・

(内面が)清らか過ぎるなど、

突出していると合う人は限られる。



K君を見ていて、いつもそれを感じた。




K君にとって息子は無害でいいヤツで、また

クラスや部活で一緒に活動してきた共通項や

絆がある友達なんだろうと思う。




突出していると孤独感を感じるんだよ。

優秀な人の宿命よ。

なんかごめんね、アホ息子で。


でも息子は息子で、ポンコツゆえの課題があって、

それを補ったり工夫したりする人生を

持っているんだよ。

優秀な人がしなくていい工夫と努力を

していくんだよ。(してくれ!)





こうして二人の人生を並べてみると、

どっちも尊いなー!!

(自分の人生も

 こんなふうに見られたらよかったな)





そして、親はその人生を、見守るしかないんだな。




孤独感や生きにくさを

変わってやることはできないんだ。




しんどそうだな、

きっと辛いだろうな、

心配になってしまうなと

つい思ってしまうけど。





こんな尊い人生を持っている彼等を

信用するしかないんだ。






まだまだ口を出してしまうけど、

ここ数ヶ月でいずみは

自分の人生を

どこか物語みたいに人ごとのように

見ていることが増えた。

それは息子の人生に対しても同じだった。




だから

幼少期から過酷な心理状態に追いやられたことや

激弱な体で生まれたこと

ハードな家族関係など

ハイレベルなマルチタスク人生について

(同時進行で課題がどんどんやってくる)

上級者向けの人生のコースに行った

チャレンジャーなのかもと思うことがある。


そうなるといつまでも初心者メンタルでいては

課題が終わらないということだよね。

意識状態を変えないと終わらないってこと。






だから、子どもの人生は見守るにとどめ、

自分の人生に集中しないといけないな。

子どもの人生は子どもが集中する。

(その手助けを親がする)







今日はK君のお宅に遊びに行ってるけど、

お母さんから連絡があって

途中からカラオケに行くことになったらしい。

(送ってもらって)


ありがたい。



優秀に生まれても

ポンコツに生まれても

自分が幸せに生きられることをする。以上。

そういうことだったんだなって思う。










雲がパックリ割れている。

え、神様でもいるのかな?