何をするにも、毒親出身者特有の行動が出て
それを改善するには意識的に動かなくてはいけない
毒親チルドレン。
まあでも終わりはあるね。
諦めずどんどん進めていくと、それは
毒親出身者だからというよりは単に
人が成長のためにする思考と同じになり
素敵親出身者と変わらない行動ができる。
できるどころか。
そのような方々を見ていると
素敵親出身者とはまた違う、
ネガティブなものを乗り越え
それを内包した深みを持っている。
印象としては
器の大きさや深みが増しているという感じかな。
今になって思うのは
毒親出身者で、その先に不適切な人と結婚し
そこで身動き取れなくなっている人を対象とした
講座やセッションを受けるよりも
前述したような人たちと関わる・見続ける方が
良かったのだろうということ。
「モラハラ夫が変わった」
「関係性が変わった」
という言葉に希望を見出したけれど、
セッションを受けて講師のことが分かってくると
たしかにモラハラは収まっているけれど、
夫婦の関係性やその人の在り方は
自分が望むものではなかった。
その頃、とあるオリジナルの心理学を知り、
モラハラなどの現実的な問題の根底にある
親子関係についての具体的な解説を読みまくる。
不適切な親子関係により持ってしまった
間違った価値観に気づき、
手放していく事を実践していった。
三年ほど使ったと思う。
これは良かった。
子どもがおかしくなったり苦しんだりする仕組みが
とてもよく理解できる。
そして、親を捨てていい、
と清々しく言い切る価値観に、
罪悪感を持ちながら生きていた元子どもは救われる
親を理解した上で、
親と距離を取って解決した方々も多いと思う。
でもいずみの場合は若干問題が。
この心理学は超現実主義で、
目に見えないものは存在しないと考える。
そして発達障害や精神疾患に対して
西洋医学的に捉えている。
目に見えないものを全て気のせいとしてしまうと、
自分の心が悲しんでいた。
自分が信じてくれないのね、って。
そうだよなー。そもそもその悲しみが
この辛い現実を作ってしまったのだから、
ある時期からはその心理学よりも
自分の考えを優先するようになった。
目に見えないものも信じ、
信じている自分を認め、
発達障害も多角的に捉え、
精神疾患が戦力外という捉え方をやめた。
そして、毒親との親子関係が
親を捨てる・距離を置く以外にも
多数存在することを知った。
ネガティブなものを乗り越えた毒親出身者が
自身の親と築いている関係だった。
それは難易度は上がるけれど幸福度も上がる。
人生の豊かさも違う。
乗り越えた人だけが辿り着ける境地だと思う。
声を大にして言いたい。
生きづらい自分を作った両親と離れることも、
毒親と新たな関係性を築くのも、
あなたが好きにすればいい。
ネガティブを乗り越えた人の中には、
親のせいにしてはいけないと言う人もいるけれど
精神的な段階によってはそれが必要だと思う。
親の影響があったのも事実。
自分を、
苦しみの中からそこまで連れ出しただけでもいい。
よくやったじゃんていずみは思う。
もしいつか、自分が無理なく
毒親と新たな関係性を築く段階に来たら、
その時にやってみればいいと思う。
やっぱり無理と思ったらやめていいし、
ここでもトライアンドエラーだろう。
こんな親相手に、
こんないずみが
どこまで出来るかわからない。
ただ、クズな親の捉え方の種類が、
以前の自分からしたら
無数に存在するように感じているんだよね。
種が星の形でかわいい!
鬱治療の目的で毎日のように自然の中に行った5月
変わり始めたのはその辺りからだった。