いずみは今、親や親戚と距離を置いている。
話し合いが出来る人が誰もいないという理由で。
昨年二月に叔父が亡くなり、
その翌日に叔母が亡くなった。
今年の二月は一周忌があったり
叔父の納骨があったりして
従姉妹のKちゃんが遠方から来ていた。
葬儀や四十九日、初盆などは
いずみも息子を連れて出席したが
その後に距離を置くことに決めた。
kちゃんはいずみにも息子にも
とても良くしてくれる。
今でもいずみは大好きだけど
いずみの家の事情をKちゃんが
生きているw叔母に話し、
ちょっと面倒な事になったのだ。
Kちゃんは悪くないけれど
事実と主観がごっちゃになったものが
親戚中に駆け巡る!
という事で法事など全て不参加。
とても心苦しかったのだけど
不参加の旨と簡単な理由を
LINEメールで送った。
簡単なというか、普段とは違った文面で
事情をきちんと説明したつもりだ。
ところが。
何度か連絡を取る機会があったけれど
いずみが送った内容には触れず
訪れる日の日程や行動予定などについて
明るく楽しい内容で返信してくるのだ。
もう、そこは忘れて
楽しい話をしようとばかりに。
いずみも言葉が足りないと感じたし
こういうやり取り苦手なんだなと思って
もう少し柔らかめに補足の内容を送った。
いずみの父親もこうだった。
確信に迫る大事な話から逃げたがる。
話を逸らそうとしたり
ポジティブ見方にすり替えて
大丈夫だと思いたがる。
でも分かったんだよ。
それやってちゃ解決できない。
それ逃げてるんだよ。
この場合Kちゃんは当事者じゃないから
逃げてもいいんだけどね。
間違っているかもしれないながらも
事を進めているいずみに対して
Kちゃんはこう送信してきた。
①いずみちゃんを責める人は誰もいないよ
②自分を信じて
③自分は幸せだと思ってね
最初に言っておくけど
いずみを励ますために言ってくれてる
100%好意しかない
こういう言葉が良いと思っているからこそ
ここは十分理解した上で言うからね
そしてこういう言葉が欲しい人には
嬉しいのだろう
こういう言葉が欲しい状況があるのも分かる
Kちゃんの言葉に関するいずみの意見
①その人がいるのかいないのか未確認
そもそもこちらの状況は分かっていない
②いずみはどうだから、どう大丈夫と思うのか?
いずみのどこを信じるのかは考えていない
③モラハラ酒乱夫との問題があるのが幸せ?
何事もポジティブに捉えるのが良いから?
これね、例えば子どもとか、
真剣に考えている人に言うのはとても危険だと思う。
①そういう人がいるのかいないのか
正確な事実を伝えなければいけないと思う
②自分を信じられない状況の人に
信じるように思い込ませる事は意味がない
まずはその人自身が自分を信じられる人になること
その上で後押しの様に言う時に初めて意味がある
③モラハラ酒乱夫との問題があるのなら
幸せではないと認めなければいけない
ポジティブに捉える事について
いずみは本当に以前と考えが変わった。
物事は、ポジティブにもネガティブにも
考えなくてよい。
事実をありのままに認識する事が全て。
当然なんだけど、事実を正確に理解しないと
その後の行動が間違ってくるよね。
夫の事でもよく言われた。
「この人にも良い所はあるんだから。」
良い所もあるんだからそこだけを見なさい。
暴れても、暴言吐いても、
この人には良い所があるんだから・・・
物は壊れても、怪我はするけど、
良い所があるんだから・・・
って本当!?
これ、問題に目を向けるべきじゃない?
目を向けるべきだったよ。
手遅れになる前に。
だからね、ポジティブ神話に固執しないで
ネガティブな事実も
不幸である事柄も
正確に認識することが大事だったんだよ
だって信じられる自分ならその事実も大丈夫じゃん
信じられない自分なら、
ポジティブに逃げて向き合えない自分なら
どうしてそうなるのかから始めるだけのこと
出来ない自分は悪くないんだよ
「どうするか」それだけだったんだよ
Kちゃんは改めてこの事を思い出させてくれた
実はKちゃんもずっと逃げてきた
今、これを書きながら
KちゃんとLINEでやり取りしてる
小さい頃からお姉ちゃんの様に思って
大好きだったKちゃん
少しずつだけどいずみ今頑張ってるの
Kちゃんもいつか、逃げるのやめて
また一緒に楽しい事しない?
絶対楽しいと思うんだ。
さっき大急ぎで作ったナポリタン
雑ですみません
息子はこれが出来る前に
パン・スープ・サラダは完食。
鉄板に卵を敷いて焼いて、
マッシュルームと粉チーズで更に美味しい!
玉ねぎ・ピーマン・ケチャップの焼ける匂いが
昔の喫茶店を思い出させる
コーヒーやパンケーキの匂いも混ざって
美味しくて幸せな空間の香り