中学生になると、どんどん親から離れて

別行動になっていく、と聞いていた。

そうなんだ。

また、確かにそうだろうなと思っていた。

 

が、なんかそうでもない。

 

 

 

 

いずみが知っている

息子と同学年のお子さんをお持ちの方は

昼に夜にと自分の予定でお出かけし、

ランチ三昧ディナー三昧、

しかも同時にいくつもの事を学び

どんどん自分の人生を変化させていかれていた。

 

すっご!!!

 

ほんとそれに尽きる。

もう子どもも大きくなったから、

子どもに手がかからなくなったから、

っておっしゃってたよ。

 

 

でも、かたやいずみは平日夜は送り迎え、

土日は試合の付き添いまたは送り迎え。

夜には戻っていても、そこから外出はおろか

ライブへの参加もしんどいと感じる。

 

一瞬、いずみの生活間違ってるのかなと

不安になった時もあった。

でも卓球関係の保護者の方々の生活も

こんな感じ。ここと比べるとむしろ

いずみはとても暇な部類で、

平日夜の送り迎えが二つ三つ重なる方も多く、

家族や保護者同士で手分けして

送り迎えの予定をこなしている。

 

すっご!!!

これはこれで凄い。

 

 

 

子どもが大きくなっても

子どもにかかりきりなのは良くないとか

子ども中心の生活だと空の巣症候群になるとか

母親の生き方について忠告しているのを

目にした事も多かった。

 

勿論、この様な側面はあると思う。

要は依存しているかどうかの問題だと思う。

 

 

 

 

けれど自分の人生を子どもに依存していなければ

子育ての時期の一時、

子どもにかかりきりの時期があってもいいと思う。

 

だってね、今の時代、これやらなければ

子どもの人生も進んでいかない、

そんな側面もあると思ったから。

 

 

スポーツさせてみて思ったけど、

親の送り迎えやサポートなしでは

とても練習量や成績を上げる事は出来ない。

そしてスポーツに限らず受験も同じだと思う。

勉強するのは子どもだけれど、

情報収集や塾講師とのやり取り、

考察の時間や送り迎えなど、

親の労力も多大だと感じる。

(いずみん家はないよ。)

 

スポーツもハイレベル受験も

してもしなくてもいいし、

かかりきりになったら、

自分が選んだ子育ての種類が

こっちだったんだなというだけの事。

 

 

いずみ、ランチ・ディナー三昧は

若い頃に散々してきたからいいや。

逆にスポーツは未経験だからとても新鮮。

すっごく面白い!

 

 

 

それでね。

子どもが怪我をして卓球お休みで

先日博物館と山に行ったんだけど、

息子とプライベートなお出かけが

久しぶりだったからとても楽しかったの。

あとどれくらいこんな外出ができるかな。

そう思うとちょっと寂しくなったよ。

そして、スポーツも同じだなって思った。

ハードな送り迎えや付き添いも、

考えたら今だけ。

そう思うとやはり寂しい。

 

自分がしてるのが依存なのかどうか

よく分からないけどまあ注意しながら楽しむよ。

 

 

 

 

旅行もいつまで行けるかな。

これは昨年春、銀閣寺に向かう道のお店で。

息子が買ったいちごあめ。

隣の人形は小学生の時に拾ってきたもの。

泥だらけで落ちていたのを、洗って綺麗にした。←いずみが

以来息子は旅の時に連れて行き、

写真を撮る時に

この様にして使っている。

人形が履いている長靴は

息子が和紙で作ったもの。

 

 

 

 

 

 

清水寺に続く道からの夕暮れ。

「京都ってこんなに良い所だったんだ。」

って息子が言ってた。