これ書いてなかったな。

 

 

この時の三者懇談、不評だったし

いずみもこれは良くないなと思った。

 

けれどこの担任、

とても若くて多分まだ先生になって間もないと思うの。

その割に生徒を比較して話すというやり方

ちょっと古いなというのもあるけれど、

そもそもこれから先生として成長していく段階。

先生としてのスキルもまだ少ない中、

自分なりに考えたけど失敗しちゃったってところだろうな。

 

 

仕事で失敗しちゃうよね!

いずみもどんだけしたか。

 

 

勿論息子は嫌な思いをした。

けれど取り返しがつかない事じゃない。

いずみの息子だぞ、

すぐに自分で立て直したわ。

 

 

先生、自分でも失敗したって思ったんだって。

三者懇談が終わった後電話があって、

とても反省している様子で

「比較してすみませんでした。」

と仰った。

友達と比較してやる気を出させる作戦だったけど

間違ってましたって。

 

偉くない?

完全に自分の誤りだって認めて

丁寧に謝れる先生だったから

懇談の後モヤモヤしていたけれど

いずみはすぐに担任への信頼を回復したよ。

 

 

そしていずみも偉かった!

先生の失敗を許すことに抵抗がなかった。

 

何故?

 

それは自分の失敗を許すことにしたから。

失敗ししたっていいって

思えるようになったから。

なんなら失敗した後、

どうしようか考えるの面白い時ある!

 

 

 

 

それでさ、

昨日冬休み明けだったんだけど

夕方担任から電話があって、

「今日は嬉しいお知らせで電話しました!」

って言われたの。

いずみ知ってる!

「息子君が、課題だった自主ノートを

 全てやって今日提出出来ました!」

 

 

イエーイ!!

息子人生初、宿題クリア!

 

 

その訳は多分こちら。

 

 

この日以来、

息子は毎日宿題に取り組んだのだ!

今まで一切の勉強習慣が無かったのに。

子どもの力って凄い。

親や先生などの大人が出来なかった事を

一瞬でさらりとやってのける。

 

 

「そんな訳で、いい冬休みでした。」

「本当ですね!」

と話して電話を切った。

 

 

 

 

K君ありがとうね。

 

 

日曜日の試合の日、

K君ママに報告しお礼を言った。

 

そしてこの後、

K君には息子が、

K君ママにはいずみが、

またもや助けられる事になる。