どっかの記事に
好きだと思う人のタイプが変わったと書いたけど。
いやまさか、
吉川晃司さんを好きだと思う日が来るとはね!!
でもこれすごい納得したのよ。
価値観恐るべし。
以前のいずみは
頭が良くてはっきりものを言うタイプの
男性が苦手だったの。
もう一つあった。
タメ口で、上から言っている(ように感じる)
男性も苦手で、
吉川晃司さんはこれに当てはまった。
いずみのポイズンマザーってさ
自称お育ちの良い人だそうで、
言葉遣いにとても厳しかったの。
子どもの頃から成人後まで
敬語使いを基本とし、
細かい言い回しまで
母が聞いていた場合はその場で
ことごとく注意された。
子どもの頃はもっと子どもらしく
伸び伸びと大人と関りたかったのに
敬語使いを基本とし
控えめに関わる事を徹底された。
自分の興味のままにタメ口で
馴れ馴れしくさえ感じる
弟が大人と関わる様子を見て
とても羨ましかったよ。そう、
弟は大人に敬語使わなくて良かった。
「タメ口はいけない事。
敬語使えない人は良くない。」
という価値観を持ってたね。
(無自覚だったよ)
もうずいぶん大人になって
それでも魅力的だなと思った芸能人に
三宅健君と森いずみちゃんがいらっしゃる。
惹かれた理由は「マイペースタメ口」。
この方たちすごいのよ、
本番中に結構な回数ガチ注意受けても
一向にやめなかったの。
すごいメンタルだなと思ったし、
いずみには絶対出来ないと思った。
あんな注意受けたらいずみなら
絶対マシンガン敬語だわ。
一番惹かれたところは
誰に対してもタメ口ってことは
自分にも他人にも一切
誰が上か下かを考えていないところだった。
ハンディキャップの人も健常者も
お金持ちもお金なしも。
年上も年下も。
まだ偏見まみれだったいずみは
これって敬語使えることより
ずっと尊いなと感じた。
日本語は美しいけれど
謙譲語と尊敬語を交えて話すということは
常に自分を中心に誰が上か下かを
無意識に選別して話すことになる。
捻くれた考えなんだと思うよ。
それは母親が
媚びるほどまでに相手を持ち上げ
引くほどへりくだる様子を見て育って
培った、ちょっと斜に構える見方だ。
そして思ったよ。
へりくだり過ぎって正直ウザイし、
相手を困惑させるだけだと。
だってその後
「そんな事ありませんよ。」
の流れにいかに上手く持っていくかに
相手のエネルギーを使わせるのだから。
結局のところこうだと思う。
タメ口で伸び伸びと話してる人素敵
↓
タメ口で伸び伸びと話せて羨ましい
↓
子どもの頃、弟がタメ口で伸び伸び話すことを
お母さんに許されていた弟が羨ましい
↓
タメ口で伸び伸び話す人に嫉妬
↓
敬語使えない人はダメ、嫌い
こんなくだらない価値観のために
人をジャッジして嫌いになるのが直ったら
今回の吉川晃司さんの時みたいに
苦手だと思っていた人を
本当は羨ましくて憧れて
実は好きだったんだという現実に変わる。
好きな人増えると楽しいね。
いずみ本当はどんな人が好きだったんだろう?
きっとまだありそう。
これからなんだよ今更だけど。
多分これからは、
羨ましい人は大好きになると思うんだ。