ヒンナ、ヒンナ!

 

「ゴールデンカムイ」

 

去年も何本か映画観てたけど全然感想書かずじまい

今年はキャストも写真もなしだけど

感想を残そうと思います

 

あんだけ心配だった山崎賢人の

「不死身の杉元」

 

蓋を開けてみたらあら不思議、しっかり

杉元でしたね。

 

初っ端の二〇三高地の戦いでの

鬼神ぶりもあの身体つきだからこそ

の動きだと納得

 

もっと筋肉ムキムキの人だと

あそこまで暴れまくれないと

想像できる

 

そして二〇三高地でスッパーンと

弾が飛んで来てロシア兵を

打ち抜いたと思ったら

 

一瞬だけ映った尾形

なんかほんまに弾が他の人と

違ったんですよ

 

番宣で出てた郷敦、難しい射的を

しっかりクリアしてたので

どんだけ「尾形」が染みついてるのかと

感心しました

 

アシリパさんも「大人の俳優」で

心配したけど真っ赤なほっぺの

あどけなさなのに凛とした佇まい

よかったです

 

工藤阿須加ってかなり

カメレオン俳優だと思う

 

初めは育ちの良さ溢れる役ばかりで

演技の範囲が広がらなくて

可哀想と思ってきたけど

 

どんどん色んな役を演じてて

少し「これこそ工藤阿須加」という

ゴリ押し感がないのが逆にいい

 

今回の月島も特徴ある隈のような

ラインが顔に入っただけで

月島その人やった

 

鶴見中尉はもう玉木に決まった

時から文句なし

 

そして忘れてならないのは

舘ひろし演じる土方歳三

 

もう恰好いいの一言しかない

あんなに白髪ロン毛の似合う

70代います?

 

舘さんは20年程前東京のbarで

偶然お見掛けしましたが

プライベートも本当に恰好いい

 

とても周りに気を遣う本物の

ジェントルマンでした

 

途中白石がアイヌの事を

蔑視する発言するシーンが

あるけれどそこも敢えて

省かなかったのがいい

 

最後に北海道の素晴らしい風景!

ダイヤモンドダストがキラキラと

舞い散る中でのシーン

 

観てる分には「綺麗だな」ですが

演者さんはどんでもない

寒さやったろうと

 

そんな自然に助けられて

最高のシーンが出来上がる

 

本当にこの作品を好きなスタッフが

世に出そうと思って作られたのが

ひしひしと感じられる作品でした