肉弾戦いいねぇ!

 

「ジョン・ウィック4 コンセクエンス」

 

最初にシリーズ今までのおさらいがあるので

とても親切です。

 

ウィンストンの元にやってきた告知人

この人が大きなクロコダイル製の

カバンを持ってくる

 

何が入ってるのかなぁとワクワクすると

とても綺麗な細工のついた

大きな砂時計

 

ジョン・ウィックっていちいち小物に

拘ってるから見てて楽しい

 

製作費がたっぷりあるからだろうけど

こういうところをケチってしまうと

殺し屋稼業は稼げないのかなと夢がなくなる

 

そして現場に出てのし上がったのではなく

親の七光りと思われる力で成り上がった

であろう小物感満載のグラモン侯爵

 

スリーピースのベストにアルバートチェーンを

付けた正統な着こなしで常に登場

 

なんでこんなひよっこに部下がついてくるのか

本当に理解不能

 

日本が舞台の場合なぜか出てくる事の多い

大阪は道頓堀

 

やはり外国人からみて東京のネオンよりも

キッチュで異国情緒を感じさせるんかな?

 

コンチネンタル大阪としてバーン!と

映される建物は東京の国立新美術館

 

何回か行ってるのですぐわかった

あそこも近未来的なビジュアルしてるよね

 

真田広之演じるシミズ、任侠っぽさと

インテリぽさが混ざった独特の色気が

たまりません!

 

その娘アキラのリナ・サワヤマ

スタントがいてるにしても結構顔の出た

状態のアクションも多くて自分で演じたんやろう

 

手足が長いからアクションすると流れるように

とても綺麗で驚いた

 

MR.ノーバディーは美味しい役どころやな

相棒のわんこがいつでもサポート

 

ジョン・ウィックにおいて「犬」は

重要なピース、しっかり伏線回収

させていただきました

 

彼がいつも背負ってるリュック、重くて

戦闘には向かないやろうと思ってたら

なんのその

 

後ろを守ってくれるし、被せ部分を前にすれば

防弾スーツの役割もする特殊仕様

 

本当にこの映画は小物がにくい

 

焼夷弾が装填されたドラゴン・ブレス・ショットガン

これをガンガンぶっ放す姿を上から映すシーン

長回しのワンショットだったんかな?

 

人が火だるまになっていくから、本気でけが人の

心配しながら観てた

 

盲目の殺し屋ケイン、ドニー・イェン

「ローグ・ワン」でも盲目の役やったね

 

彼のピンポン作戦(卓球ではありません)

はなるほどとなった戦い方

 

調停人がグラモン侯爵に言った

「野望を持つのはいいが、自分の器量を超えてはならない」

(こんな感じの言葉、うろ覚えです)

 

結局この言葉通りの最後を迎える

グラモン侯爵現場に出たことのない甘ちゃん故の

末路やったね

 

エンドロールの後のワンシーン、

この後どうなったか想像するのは

私達観客

 

ある意味ジョンは安寧の場所を見つけた

生きている人達にもそんな場所が

あればいいけど

 

最後にシリーズ通して恰好いいコンシェルジュやった

シャロン役のランス・レディックさん

ご冥福をお祈りいたします