真面目でしたねぇ

 

「キングスマン ファーストエージェント」

 

 

 

 

平和を愛するオックスフォード公 

(レイフ・ファインズ)

オックスフォード公の息子コンラッド

(ハリス・ディキンソン)

オックスフォード家の家庭教師ポリーー

(ジェマ・アータートン)

オックスフォード家の執事ショーラ

(ジャイモン・フンスー)

ジョージ5世/ヴィルヘルム2世/ニコライ2世

(トム・ホランダー)※一人3役
キッチナー将軍

(チャールズ・ダンス)

モートン副官

(マシュー・グード)

ウィルソンアメリカ大統領

(イアン・ケリー)

アメリカ合衆国大使

(スタンリー・トゥッチ)

アーチー・リード

(アーロン・テイラー=ジョンソン)

ロシアの怪僧ラスプーチン

(リス・エヴァンス)

ドイツのエセ予言者ハヌッセン

(ダニエル・ブリュール)

女スパイマタ・ハリ

(ヴァレリー・パフナー)

セルビアのテロリスト・プリンツィプ

(ジョエル・バズマン)

ロシアの政治家レーニン

(アウグスト・ディール)

ドイツの政治家ヒトラー

(ダフィット・クロス)

 

第一次世界大戦の史実を織り交ぜてるので

登場人物が多い多い

 

それでもみんな個性豊かすぎやから

混乱せずに見てられる

 

あえて混乱招くようにしてる

一人三役の国のトップ

 

これ狙ったわけでなく実際にいとこで

この三人はとてもよく似ていたそうです。

 

左 ニコライ2世 右 ジョージ5世

 

左ヴィルヘルム2世 右ニコライ2世

 

確かに皆髭の生やし方が違うだけで

目元が似てる

 

第一次世界大戦のきっかけとなった

「サラエボ事件」

 

これが嘘のような本当の出来事で

歴史の歯車はどんな風に

回るか神のみぞ知ると痛感

 

今回の映画、ラスプーチンがとっても

クローズアップされてて、確かに

戦うシーンもとっても魅力的

 

コザックダンスを踊るように

剣をよけて攻撃するラスプーチン

 

Fワード発言が嘘のように恰好よく

見えてしまう不思議

 

ラスプーチンが山場だと思ってたら

まだまだ話半ば

 

色々とやっかい事が山積み

 

思ってもいなかった出来事が

起こってしまい一気にくら~い映画に

 

なんだかキングスマンらしくないなぁと

思っていたらそこから起死回生

 

それでなきゃとスピードアップ

 

歴史を絡めて貴族の話だから

今までのような悪ふざけではなく

正統派のアクション映画になったのは

少し残念

 

でも善チーム・悪チーム共に次に

続く布石が見えて楽しみ

 

「マトリックス」が消化不良だった分

期待値を低めに設定しておいて

楽しめました

 

以下ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンラッド役の子を見た時

「パッとせんなぁ、これでキングスマン

引っ張っていけるの?」と思ってて

 

背格好の似てる人間探してるのみて

「ハイハイ、坊や入れ替わるのね」と

リードの顔みたらまさかのテイラーさん

 

テイラーさんの方が絶対これから

映えるやん!と死亡フラグ立ちまくり

 

戦場での胸アツシーンを見て

「ん?死亡フラグはミスリードで

生きて父ちゃん助ける?」と思ったら

呆気なく退場

 

不思議なのはもし敵のスパイでも

尋問して情報を吐かせてから

殺すのが普通のはず

 

それを問答無用でバキュンって

ちょっとおかしな話

 

なので私はあのリードを探してた

という男も羊飼いのコマでコンラッドを

殺す機会を伺ってたと思ってる

 

ヴィクトリア十字勲章を受けた

コンラッドを殺したんだから

前線の混乱時だったとしても

無傷ではおれないはず

 

ラスボス、結構途中で判ってた

 

最初「ん?髪おかしい、ヅラ?」

ハリウッド映画なのにこんなところ

手を抜くはずがないと

 

だけど羊飼いが色んなところに手下を

潜りこましていると言ってたから彼は

そのコマだと思ってた

 

だけど軍隊で鍛えてるはずが船酔い

するなんてないしその後の消息が

あやふやで確信

 

ただラスボスの動機が薄いなぁ

こんだけ歴史上の人物操ってるのに

ちょっと弱すぎる

 

オックスフォードとのバトルシーンで

履いてたパンツがタータン

だったんだけど

 

緑地のブラックウォッチっぽいのに

細く赤い線が入ってたのが気になって

 

タータンは元々家紋のようなものなので

 

「モダン・マッケンジー」

マッケンジー一族は、 スコットランドの歴史の中で

最も影響力のあるハイランドの氏族の一つ

 

これなら彼のスコットランド愛が

判るんだけど

 

「ニューヨークシティ」

ロキャロン社がニューヨークシティの復興を願い、

 ニューヨーク・シチズンに捧げるために創作した

オリジナル・タータン

 

もしこれならスコットランド関係ないやん!

って突っ込んでしまう

 

私の見間違いかもしれないけれど

タータンのパンツ履いてたのは

確かで暗い色味やった

 

そこに赤が見えたから

「珍しいタータン」と思ってしまった

 

最後円卓の会議でみんなが揃った時に

しれっとランスロットとしてリードが

座ってたのに失笑

 

1作目でハリーが実の息子でない

エグジーを鍛えて真の親子のように

なっていったように

 

アーサーが息子の代わりに

ランスロットを鍛えていくと

暗示してるんやろうなぁと

 

次はヒトラー台頭の第二次世界大戦

 

こう考えると人間は映画のネタに

なるような愚かな戦いを

繰り返してるよね

 

悲しいけれど