足を踏み鳴らせば、そこが自分の居場所

 

「グレーテスト・ショーマン」

 

 

伝説の興行師、P・T・バーナム

(ヒュー・ジャックマン)

身分の差を乗り越えて結ばれた最愛の妻

チャリティ(ミシェル・ウイリアムス)

劇作家の青年フィリップ

(ザック・エフロン)

欧州の歌姫ジェニー・リンド

(レベッカ・ファーガソン

歌声ローレン・アレッド)

髭のある女性レティ・ルッツ

(キアラ・セトル)

空中ブランコ乗りのアン

(ゼンデイヤ)

シャム双生児のチャン

(小森悠冊)

エン(ダニアル・ソン)

バーナムの娘キャロライン

(オースティン・ジョンソン)

ヘレン(キャメロン・シェリー)

 

最近更にブログ熱が下がってて、

映画は見てるのに全然記事が

書けてない

 

まぁサーカスの興行師なんて本当は

とんでもないイカサマ師なんやろうけど

今回の物語はそこじゃない

 

貧しい生まれから自分の夢に

がむしゃらに進んだ男の話

 

そんなバーナムの猪突猛進さを

いい人代表のヒュー・ジャックマンが

とても楽しそうに演じてる

 

チャリティと出会った少年時代、

仕立て屋の父親の手伝いで手に持った

布を落としてしまう

 

その布が美しく広がるシーンで

「これは色彩の映画でもあるんや」と

世界に入りこまさせてくれた

 

大人になって世間から差別される者達

そんな人々でショーを行う

 

冷たい目を受けても彼らは私ら

凡人が持たない強烈な「個性」を

持って生きている

 

途中そんな彼らを裏切るように

「美しく」「才能のある」「一流が認める」

女性に入れあげるバーナム

 

ちなみに上流階級達との乾杯は

しっかり「モエ・エ・シャンドン」の

ラベルがばっちり映ってたね

 

しっかりバチはあたったけど

しょうがないよね

 

自分を信じて立ち上がる歌

「This is me」これが流れるのは

まさかのシーン

 

これには本当に驚いたわ、

予告は本当にうまい作り方しはる

 

しかしバーナムの娘達が本当に

演技も上手いし踊りも上手

 

やはり海外の子役は芸達者やわ

 

私が好きなのは二回でてくるバーのシーン

 

一度目のフィリップを口説く時は

結構バーテンダーさんもいい仕事

してて楽しい

 

二度目のみんなで奮起する時は

大男さんがカウンターに乗って

天井を叩いて音鳴らしてるのがいい

 

そういう細かいところがとても

心躍らせてくれる映画やった

 

以下少しのトリビア

 
シャム双生児のチャン役の日本人
小森悠冊さん、彼が先に双生児の
一人に決まってから似たような
背格好のもう一人を探したらしい
 
ラストの象に乗って娘ちゃんの発表会
に出向いたバーナム
 
このエピソードに似た事は日本でも
 
1951年(昭和26年)の春の選抜高校野球
甲子園に距離的に最も近い高校の一つ
「鳴尾高校」が甲子園に初出場
 
近くにあった「阪神パーク」の象に
応援団長が乗って登場したそうです
 
実は鳴尾高校は実家の近所の高校
まことしやかに受け継がれてきた
お話でした
 
なので象に乗ったバーナムの姿は
私にとっては地元を思い出した姿
 
とても無邪気に相手を喜ばしたいという
純粋さなんだなと思いました。