二言三言で
止めた。
それから
電話して
『
アタシ達も
もう
これ以上は
無理です。
気持ちなんて
どうなるもんでもない。
』
的な 話しを長々しくして
(司令塔が駄々をこねていたのだろう)
電話が終わり
それからは、
女性四人が
『
そもそもね、
結婚したい





結婚したい





結婚したい





って
いくら
言ったところで
こちらだけが
一方的に
相手の全てを勝手に
調査して
なにもかもを
知り尽くしたところで
では
あなたも
相手に
自分はこんな人間なんです

って
相手に開示しなさい

って仲介者に言われて
嫌


それだけは
絶対に嫌

自分のことは
何一つとして
開示しないし
全て
隠して
全てを
教えない

自分のことは
何一つとして
秘密だ



って
言うような
相手なんかと
一体
誰が
結婚したいなんて
思うのよ

有り得ないでしょ

どこのだれかも
家族がどうかも
住んでる家のことも
何もかもを
知らない
教えない
隠したままの
相手と
結婚なんて
誰がするのよ

自分だけが
全てを開示したままの状態で
相手は自分と結婚したくてしたくてたまらなくても
相手のことは何も知らない状態で
教える気は皆無で
相手の素性を知らせよと仲介者に言われたら
逆ギレするような
相手なんかと
誰が
結婚なんかしたいと思うのよ

何もかもが有り得ないのよ




』
続く