2011年3月12日 深夜
新潟県で 激しい揺れが襲う
真っ直ぐ 立っていられないぐらい
床に座っていても 左右を激しくズルズルと 身体が滑っていく
とにかく 凄い揺れだった
マグニチュード7.5以上が 繰り返された
暗闇に出て
また強い揺れが来ると
皆で逃げた
まるでハリウッド映画を実体験しているかのようだったのだが
これは自然現象ではなく
まるで
得体の知れない何かが
故意にどこかで誰かが
敢えて
私の未来や先や人生を阻むような
作り上げた攻撃という気色の悪さ不気味さを感じたのを覚えている
朝方まで 激しい揺れは続き
翌日職場では震源地と呼ばれた
何故か
皆定時まで働いているのに
この日は
私だけさっさと仕事を帰らされた
他の皆はゲームしたり遊んでいた
つまりは地震がきて精神的に不安な状態で
他の皆と口を開き話すことで
私の心の安定を計らせてはならないということなのだろう
宿泊者の
キャンセルが相次ぎ
翌日からは、仕事も休みになった
それからも 一週間以上 一日中激しい揺れが続いた
仕事は休が続く。
私は この間 誰とも
口を聞いていない状態だった。
そして 地震の翌日でも 他の既婚者スタッフは 無料スキーを狂ったように 通いつめていた。
現地スタッフ女性がこんなときに滑る馬鹿はいない
と言っていたが
いました。それは既婚者同期と既婚者上司大阪メンバーのリーダーは ひたすら 狂ったように地震の中スキーを 滑りまくっていました。
このリーダーは大阪総支配人から 大阪スタッフの心のケアをよろしく頼む そちらはどういう状況かと
尋ねられると
激しい揺れで キャンセルが相次ぎ 仕事も休みが続いている状態であることを隠しといた。
とにかくこちらは大丈夫ですよ。何も心配いりません。と嘘を伝えていた。
なぜならば
仕事もせずに ひたすら 狂ったように 無料でスキーが滑りまくれる機会を なんとしてでも 奪われたくなかったからである。
真実を伝えれば 仕事できる状態じゃないなら
すぐに大阪に戻ってこい と言われてしまうので
嘘をつき ひたすら 激しい地震の揺れの中 コイツらは 狂ったように滑り続けていたようだ。