私は仕事中
とにかく
男っぽい
六歳年下後輩女子が新入社員から三年経ち
同じ部署で
一緒に仕事をする機会があり
ブフッー
っと 後輩女子に笑われたので
え?
と 言うと
「今の返事!」
私が上司に返事したのを見ていて
「それがどうしたん?」
「女前過ぎます!」
「へ?」
「男前ならぬ
女前ですっ!!!
男前は男に使うでしょ?
〇〇さんは
女性だから
女前(おんなまえ)
ですぅ~!!!」
興奮気味 女子。
そうっすか。
しっかり者の後輩女子が
尊敬の眼差しを
熱く熱く
私に向けているのを感じつつ。
そういや
この子が 新入社員で入って来たときには
お互い、今とは違う部署にいて
私について仕事してたときに
仕事は真剣にしつつも
遊び心も大事だと考える私は
よく冗談を言っていたら
私の言動 行動に
この彼女は
いちいち
大爆笑していたなぁ
彼女を
笑わせ過ぎて
泣いてたし
笑い過ぎて
お腹痛い~
ヒ~
って
言っていた後輩女子の
隣で私はすまし顔~
みたいな
泣きながら
お腹抱えて
身をよじり
身体前屈み~
でも
仕事中やから
ピシッとして
ロビーを歩き
接客をしなければならない
でも私はすまし顔~
でも
後ろで
悶える
かわいい後輩女子を
眺めながら
ふふふ
と楽しんでいたのを
思い出した。