五月祭に行った時に「ここまで来たからには赤門ラーメンを食べてみたい」と中央食堂に行ったのですが。食事を受け取るお盆に「なぜ東京大学には女性が少ないのか?」という印刷が入ったものを見かけました。

 

お盆全部ではなくて、何枚かランダムに入っている感じかな?

 

初見の感想としては「お~、攻めてるな」と思いました。

 

その後、ネットニュースでこんな記事が流れてきました。なるほど、あの黄色の紙はここに繋がっていたのね。

 

 

 

この問いをどう捉えるのか。きっと、受け取る側の育ってきた環境によって違うんだろうな。

 

 

いろいろな意見もあると思いますが、この問いの答えは「言葉の逆風」の吹いてくる源にあると思ってます。 進路選択の道すじで、そんな言葉を投げかけていないかな? 男子学生が多い中、「無意識、無自覚な言葉」の中に差別意識が価値観として刷り込まれていないかな? 私達の世代以上なら、ここに書かれている言葉が「あたりまえ」「何が問題なの?」と思う人もいるのではないかな? 

 

 

大学に入学した頃に、よく、娘がビックリしてたのだけど。

 

「高校の時も男の子が下ネタやバカにした発言をすることがあったけど女の子達に反撃されて言わなくなったよね。さすがにヤバイって。でも、大学に行ったら平気で下品な事を言ってきて周りの男の子達も当たり前みたいに笑ってるんだよね。男子校のノリらしいんだけど、そういう人達には近づかないようにしてる。」

 

「まぁ、普通の人の方が多いんだけどね。男の子が多いから小さな嫌味でも機会が多いとちょっとね。」

 

 

その冗談?の中に、どんな意識が内包してるの? その言葉の中に、どんな価値観があるの? それを聞いた人はどう感じると思う?

 

そんなことを考えるキッカケになる問いになってたらいいな。学生さんはまだ心が柔軟なお年頃だから期待してしまうけど、このお盆を地域の人に見せても「は?」「で?」で終わる気がするわね・・・。

 

 

反応をSNSで検索してみたのですが、本当にさまざま

 

「そんなこと、言われたことない」←幸せな環境で育ってきたんだろうなぁ~。いいなぁ~。

 

「男は来るなと言われている気持ちになる」←男の子だっていろいろ言われてるんだろうから、一緒にチクチク言葉なくせるといいね。あと、そんなこと書いてないのに、何故、そう思うのか、自身を深堀りしても良いかもなぁ~。

 

「今の時代でも昭和と変わらない」←ね。ほんと。でも、少しずつは変わっているとは思うな。変わっていくといいな。

 

 

まぁ、でも。このお盆やポスターを見て心に響く人や考える人達よりも、全く心に響かない人達の方が問題が大きいような気もするので、伝え方って難しいなぁ~。

 

 

個人の感想ですので、御不快に思われる方がいらっしゃったらごめんなさい。