おはようございます

昨日、上げるつもりだったのに上げ忘れてました〜
7話つづき。後半です。
お姉さんがもう直談判に来た。

近くにいるだけでもよくないけど、

乗り移りはもっと良くない…

直木は初めて譲の体調不良が自分のせいで、ましてや命まで削るなんて、思ってもみなかったよね。
「もう近付きません。」とお姉さんと約束をする直木。
お姉さんにとって譲が大事。譲の方が大事。

でも、大事な人がいるって残酷。

「……」

「他の人よりこの人って順番を付けることだもんね。」
みんなそれぞれに大事な人が居て、他の人と順番を付けてしまう。

皆大事なのに、全員を選べない。
悠依は翌日譲に会って別れを告げる。

「直木とは会わないでください。うちにももう来ないでください。」わざと冷たい言い方をしてるよね。
直木が勿論大事な悠依だけど、直木といる事で譲の命が危ない事も放ってはおけない。

「私たち!魚住さんには本当に感謝しています。」
私にはわざと「私たち」って言ったように思えた。
わざと譲を仲間外れにしようとしてる。
二人で解決するって伝えてる。
そんな気がした。
そして…近付けない直木は部屋の外で話を聴いている。

彼の気持ちを知っているし、彼はすごく良い人だ。
でも…これ以上は…。

譲の気持ちを知っているからこそ、直木も辛い。
ここで、リンジュー・ラヴが流れるのは…辛い……

部屋を出ていく悠依。直木の前から去っていく悠依。

外で待っている直木に悠依は「これでいいよね。」と言う。
口笛が1回聴こえる。

直木が居ることにホッとしつつ、伝えてくれる譲はいない。

譲がいないと、こんな景色なんだな。

悠依は一人みたいだ。。。
そして、本当に一人残された譲…。

フッと笑って「なんだ…これ…」

寂しさと虚しさとやるせなさと…
誰も悪くない。誰もこうなりたいわけじゃないのにこうなってしまう…。
つらい……
でも、きっと直木が生きていたら譲と直木と悠依は出会う事はなくて、こんな素敵な関係性も生まれなかった。
直木が死んで幽霊になって譲に見えるから、そして、それが悠依には見れないからこそ生まれた素敵な関係。
何とも言えないやるせなさ。。。
一方相変わらずちーちゃんは怖い……

でも、おばあちゃん家に連れて行くことにした悠依を止める事は今の直木にはできない。

直木の言葉は悠依には届かない。
何とか付いていくだけ。

危なくないか周囲に目を光らせる。

無事におばあちゃん家に預けられたら、直木は悠依に

というと、悠依も電話を出す。

またまた聴こえてるみたい。

「早く、人の多い所へ…」とハラハラする直木。

すると…脇道から…

えええ……鉄パイプ引き摺るとか古典的な……

なんでわざわざ音立てて来んのーー?!
直木!!どうするー!?

兎に角必死で口笛を吹く!!それしか手段がない!

でも直木の口笛下手すぎて音が掠れてるwww
やっと聴こえた時には…

あぶなーーーーい!!!

鉄パイプ振る!!

いや!それにしても、目の前で鉄パイプ振られてるのに、健さんびくともしてなくて凄すぎる!!!
剣心?!
普通あの距離であんなの振られたら思わず避けそうなのに……!!流石すぎる!!
……とか言ってる場合じゃない!!
あ!!悠依が危ない!!!

「私もそっちに行ってもおかしくなかった。
莉桜ちゃんと私の違いって何?」
「直木と私だってそう。何も違わない。でも私だけが生きてる…」
無事でいる事、自分だけが安全な所にいる事に引け目を感じる悠依。
まるで戦地から自分だけが無事で帰ってきた兵士のよう…。
「無事でいる事に何の罪があるんだよ。」
「いつも私は“こっち”にいる…」
つづくーーーー!!!!
英介さーーーん!!あなたは一体何者www!!
ああ……もう今回辛くて……
明るくて楽しい3人の場面がなくて、絵に描くとこが見つからない…
何とか見つけて、描いたのがこれ。
これからどうなって行くんだろう……。
では、今日も頑張ってこ!!