佐藤健:『世界から猫が消えたなら』同時再生鑑賞会 | 佐藤健くんとマイライフ

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佐藤健くんだらけです☆

おそようございます照れ

昨日は『世界から猫が消えたなら』同時再生鑑賞会でした。

始めからハンカチ握り締めて待機しましたよ。



私が最期に観たい映画です。

上映期間中に2泊3日でロケ地巡りをして、北海道のフォロワさんに沢山案内していただいて、本当に思い出深い作品です。


もう、内容わかってるから余計にオープニングだけで泣けるあせる

穏やかな音楽がこの映画にどんどん滲み込んでする感じがして、すごく心地よい。

穏やかに始まったら、程なく早い段階で頭痛の音がくる。
私はこの頭痛の音がすごく怖かったなぁ…

映画館で何回聞いてもここでビクッてなる。

すごい痛みを表現していて怖い。

その後のふわあ〜と浮いていく表現に最初は『?』ってなったけど、このふわあ〜の後にガシャーー!って転げる現実感とのギャップにまたまた怖さが…


自分の病状を聞いて、取り乱すとこもすごい突然でびっくりしたなぁ…


でも、実際はそんな事をすることもなく、“クリーニング屋さんのポイントがあと一つで無料券と交換できるのに”とかそんな事を考えてしまうとか、あのタイミングで詰物の銀歯が取れちゃうとか。更にそこで深ーい溜息とかほんとにしみじみわかるなぁ〜って…


帰宅すると自分とそっくりな『悪魔』がいる。

なんしか、たけクラには画面に二人も健さんがいる!という幸せ画面〜ラブラブ

原作ではアロハシャツを着たノリノリなチャラい感じ。

でも映画では実は指が長い悪魔。


この指は特殊メイクでこれを着けると悪魔のスイッチが入るらしい。

後は衣装のパンツの長さや太さなんかが違うらしい。

ちゃんとキャラ分けされています。

明日死ぬと言われて、生きたいなら世の中から1つずつ何かを消していくという悪魔。

『何かを得る為には、何かを犠牲にしないとね。』

ずっしりとのしかかる言葉。

何かをすると、何処かに何か起きる。

風が吹けば桶屋が儲かる?違うか。




別れた彼女と出会いのきっかけになる電話を消そうという。

そこで別れた彼女と最後の電話をする。

結局電話が消えると出会いのきっかけもなくなる。

彼女は知らない人になる。



次は映画を消そうと言う悪魔。

親友の“ツタヤ”との出会いは映画の話題。
そして、映画をずっとレンタルしつづける。

映画は無限にある。だからこのやり取りも永遠に続く。


…なのに、映画が消える。

“僕”が死ぬと知って必死で最期に観るべき映画を探すも、見つからないと泣くツタヤ…

もうここで毎回涙腺崩壊あせる

そして、このレンタルビデオ屋が本屋になる表現が好き。



そして、何より“僕”の可愛さがすごい!!
丁度男っぽさと可愛さの狭間期で監督の永井聡さんも、宣伝で久しぶりに会ったら顔が変わってた、と言う感じでこのせか猫が可愛い健さんの最後だったのかも?

ほんと兎に角可愛いwwwラブラブ



この、彼女と初めて会うときの、こくこくって2回頷くとこめちゃ可愛い〜!!


ツタヤに微笑む顔とかすごい可愛いwwwラブラブラブラブラブラブ


猫を消そうと言われたときの悩める顔とか…


このシーンとか!!

たまらん可愛いなwww照れラブラブラブラブラブラブ



アルゼンチンのシーンもいいなあ…

うちの夫は観て観てとずーっと言い続けてた私の要求をスルーし続けていたので「ほな、観たるか〜」と言って見たのですが、場面転換に戸惑ったらしい。

ここもその1つかも。

ワインにとろ〜んってなってる“彼女”がいいなあ…


ここもいいよね〜


アルゼンチンに行って、トムさんに出会って、トムさんが死ぬことなければ、二人は別れなかったのかなあ。

いや、ただのきっかけかな。

ずっと“彼女”は“僕”の考え方に違和感を感じていたのだから。


そして、もう一つが家族。

猫アレルギーだけど、幼い“僕”が拾ってきたレタスを受け入れて、家族にして、そのレタスがいなくなって、病状が悪化してしまうとこ。

それを見兼ねて、“僕”もお父さんもレタスに似た猫を探して、見つけて、こんどは『キャベツ』の箱に入れて置いておく優しさ。



最後の旅行。



泣いて震えて写真がブレてしまうお父さん。
見舞いにも来ず、時計の修理でお母さんの死に目にも間に合わなかったお父さんを責めていたけど、お父さんの本当の気持ちを思い出す“僕”


夢から醒めたら、キャベツがいなくて、探しまくるとこも、もう号泣wwwえーん
この通称『キャベツ巻き』!

おとなしいwww

まず、猫がこんなにおとなしくしててくれるなてほんとすごい!




これ、元々健さんが待機中のキャベツ役のパンプくんが寒そうだから、とタオルを巻いてあげたとこから採用されたシーン。
うちの子も嫌がって撮れない!!(笑)

健さんのLINEができたきっかけの『せか猫』。

当時実家のご家族から送られてきた、ぷちろーさんとこちろーさんの写真(笑)






大切な人との繋がりが消え、ただ生きていく事に生きていく事の意味を考え、行き着く答え。

最後は“悪魔”は“僕”だった事を知る。

受け入れられない“死”。

生まれたら必ず訪れる“死”について考えさせられる映画です。

ただ生きていくのではなく、大切なものがあってこそ“生きている”のだ。

それが解ってやっと全ては元通りに。

そして、“僕”は最後の手紙をお父さんに書いて、キャベツと帰省します。

死んだらどうなるのだろう?

居なくなっても世界は変わらない朝を迎えるのだろうか?

でも、確実に関わってきた人たちにとっては決していなかった時に戻るわけではない。

確実にその人は『居た』のだ。

決して同じ朝を迎えるわけではない。

確実に変わる。

“彼女”も言っていた『出会えて良かった』

だからこそ、『生まれてきてくれて、ありがとう』なのだ。

ああ〜……本当にいい映画だ…

書いてる今も涙が出てしまう…




先にも書きましたが、上映中にロケ地になった函館にロケ地巡りに行けました。

優しい頼りになる北海道のフォロワさん二人に案内してもらってすごく充実したロケ地巡りになりました。

なかでもここ下矢印

なかなかなんの特徴もなく、ただの住宅街に見えたのですが、メイキングに近くの神社?お寺が写っていたので、それを手掛かりにフォロワさんのお友達(たけクラではない(笑))がここじゃない?と送ってくれた情報を元に発見!!

もう、盛り上がりまくり!!

キャーキャーしてたら目の前のお家の方が出てきてくださり、ロケ当時のお話を聞くことができてすごく楽しかったです。

こういう交流も楽しい。


冒頭のこのシーンの場所にも感動…キラキラ



かなり、草木が育ってましたけど…この景色〜

ここでも目の前のお家の方が出てきて、お話を聞くことができました。

本当にここの方は皆さん優しい…



ここ。山田さん家。






ここも必死で画角合わせたかったけど、カメラの性能と撮る位置もとても合わせられなかった〜



郵便局になってたとこ。

もう、函館は建物も可愛い。

ちょっと私が育ってきた『神戸』と似ています。

坂と海と洋館。だからかすごいしっくり馴染む〜ラブラブ



下矢印ここも行きました。
猫のいない『猫だまり』(笑)上矢印



想像で爆走する橋。


“僕”の実家とレタスを拾った所。本当に家電が置かれてた。


“彼女”とデートした喫茶店。『MOSSTREES』
右下のは家族旅行で最終的に泊まった宿。

ここに泊まりたかったけど、もう営業してなくて、残念…


“彼女”が働いていた映画館『ミナト座』
ちゃんと2階は彼女の部屋。

本当は地元の物を色んな方が売ったり展示したりできる資料館みたいなのになってます。



“彼女”の部屋は、色んな教室になっていて、この日は手芸教室でした。


撮影に使ったミナト座の看板は廊下に展示されてました。



そして、“僕”が一人で入る喫茶店『サテンドール』

“僕”が食べたオムライスはここにはないメニューで映画のために作ったもの。

メニューも手作りで撮影当時のメニューも置いてあって見せて頂きました。

サイン置いてあるのがたける席。




サインも見せてもらったのですが、娘さんが一度持って帰って持ってきたら折れてたらしいです(笑)

まだ映画を観に行ってないと仰っていたママさんにフォロワさんがパンフレットをプレゼントしました。


何度も映画の中に出てくる路面電車。
そして、なんと!!

この電車は今は走ってなくて、イベントの時しか出てこないらしいのですが、フォロワさんの知り合いのツテを辿ってもらってなんと!車庫に入っている電車を特別に見せてもらえることに!!


撮影当時の話とか電車の事を沢山きけて、私達がダラダラと撮影してるのにもずっと付き合ってくださって、感謝しかありません!!

本当に皆さん優しい!!!

仕事中なのに説明までしてくださって本当にありがとうございました!!!



下矢印悪魔が持ってた吊り革。

カンでこの辺持ってなかった?と言って持ってみて、帰ってからまた映画館で見てみたら合ってた!!という吊り革(笑)


そして、二人がデートした映画館も。

『アイリス』さん。

なんと!ここもフォロワさんがお願いしてくれて、上映終了後に中に入れてもらって写真取らせてもらって、当時のお話も聞かせてもらいました。


坂とキャベツを探し回ってたとこ下矢印


下矢印たけてれの場所
鳩は病気を持ってるから触ったら死ぬよって言う健さんのいた場所(笑)



などなど。

他にもたけてれで出ていた場所や、撮影中に健さんが行ったごはん屋さんや、火曜サプライズで宮﨑あおいちゃんと行ったお店など、2泊3日で行きつくしました!!!

本当にありがとう〜!!

濃密な3日間を過ごして最後の別れの時は空港で抱き合って泣いてしまう私達(笑)

函館のロケ地自体は狭い範囲でやってるので沢山回れます。

また、自由に行き来できるようになったら是非函館にも行ってみてください!!



では、ながながとすみません。

残りの今日も頑張ってこ♫

お遊びで作ったLINEスタンプ風の絵。

あ、販売はしてませんので!!