おはようございます。


関東地方に台風上陸はてなマーク

これは私のせいか、雨女の私としては非常に心苦しい。


実は先程、親友のお母様のおみおくりをしてきました。

ご家族でお見送りをするところ、わざわざ私にも声をかけてくれたのです。


彼女との出逢いは中学で、彼女が入っていた部活に私が後から入ったこと。

中学3年間、一回も同じクラスになったことがないのに「あっ」と言う間に仲良くなりました。


あんなに直ぐに仲良くなれたのは、彼女のご家族が私をあたたかく迎えいれてくれたからだと思います。


学生時代、土曜日の授業が午前中で終わると、当たり前のように彼女のお家へ向かいます。

「ただいま」と彼女がお家へ入っていくと私も「お邪魔します」と言いながら後に続きます。

すると家の中から「お帰り、ご飯できてるわよ」と親友のお祖母様が食事を運びながら笑顔で迎えてくれます。


そして親友とお祖母様とお祖父様とのランチがはじまります。

主に私が喋りまくり、食べまくっていると「ただいま」と仕事を終えた親友のお母様の明るい声が家に響きます。

「いらっしゃい」これまた当たり前のように私に笑顔を向けてくれるお叔母様。

ここから、お叔母様が食卓に加わり賑やかな時間のはじまりです。


それから42年のお付き合い。

私の母の亡くなる前の日も親友とお叔母様は病院に駆けつけてくれました。

お叔母様がベッドで目を閉じている母に声を掛けると目を開けてお叔母様の顔を見ていたような気がします。

既に意識が混濁していたのですが、お叔母様の声は母に届いたと思います。

母を看取った後も親友の家に頻繁に通っていたのですが、親友に会えるのも楽しみですが、お叔母様とお話しできることも楽しみにしていました。


既に母がいない私には親友とお叔母様のやり取りや私に向けてくれる笑顔や気遣いが心地よくて。


お叔母様の病気の悪化を聞いて先月親友の家に駆けつけた時は元気で、持って行ったお土産を美味しいと言いながら食べてくれて、いつもの楽しい時間を過ごすことができました。


しかし残念なことに9月に入って容態が急変してしまったのです。


生まれてきたら、いつかは別れる時がくる。

覚悟はしているつもりでも、いざ、その時がくると想定外の辛さ。


親との別れは思っているよりも自分の人生を左右します。

親友の気持ちを考えると言葉になりませんでした。

それでも、気丈に振る舞っていた親友に少し離れたところから心の中で讃辞を送りながらお経をきいておりました。


お叔母様は安らかで美しい、お顔をしていました。

素敵な家族との一生。

幸せだったと思います。

もちろん、うちの母も超幸せモノです(笑)


天寿を全うして天国へ旅立つお叔母様と最後のお別れができて本当に良かったです。


余談ですが、今の空模様は、こちら下矢印

私が出た時は警報がでていて、昨日防水スプレーしたバッグがビショビショになる程。


まぁ、歩きで参加したのは私くらいなんで、雨女としては無事着いただけでもラッキーってことで。


とりあえず家に着いたら洗濯しますあせる