あの時、一歩遅れていたら僕はここにいませんでした。生かされた生き残ったこの命をどう人生において、いかしていくのか僕はずっと考えていました。そして、決めました!自分がどんな状況だろうがなかろうが津波の経験を語りつないでいくこと。災がいをまだ経験していない、どこに移り住むか、どこに旅行に行くかわからない特に「子供たち」に災がいが起こる前に、何もない時に伝えておきたいんです。
一緒にいるときは協力して、それぞれ別の地点にいるときは、その場からまっすぐ命てんでんこに避難できるようにしておきたいんです。地震は津波のチャイムだよって。大雨は川氾濫のチャイムだよって。水がいに挑むって、すぐに高いところに逃げることだよって。
「いいかー浩ーよーく聞いておけよー」
って何回も何回も教えてくれたじいちゃんのように。
「事実は伝わらない。けど物語は伝わっていくよ」と教えてくれた田畑ヨシさんのように🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

最後になりますが、「三浦さんって
なぜ、そんなにまでして語りつなぎ続けるの?」って聞かれたら、僕はこう答えます😘
「だってーじいちゃんが何回も何回もくどく、あきれるほど伝えてくれたことこそが命を守ったからだよって」
語りつなぐということ、
それは、命が守られるということ。
これを僕が目印、「東大の」
あっ、違った「燈台の光」となって語りつないでいきます。
皆さんの、いざというときの
目印とするところは、どこですか?
今もう、考える時です。
心の準備しておきましょ。
僕はこのことが伝わっていき、
命が守られることを願い、

信じています。
ありがとうございました🌸