こんにちはー
こども色彩知育®インストラクターの
いとうゆうこです
今朝、
ご自身のお子さんに、
ホームスクーリングをしている
色彩知育協会の
『学校に行かない!宣言したわが子に
ママが今日から出来ること』
というトークテーマで、
インスタライブをされていました
インスタライブの中で、
休む理由がわからなかったり、
普段から
お母さんが、子供の気持ちがわからない!
そんな時に、色を選んでもらう
そして、
なぜその色を選んだのかを聞くことで
お母さんも、その子の気持ちがわかって安心
子供も、お母さんわかってくれた!
って感じることができる。
学校を休む子は皆が同じ理由じゃない
だいぶ端折ってますが
そんなお話がありました。
その、インスタライブを見て
思い出したことを綴っておきます。
昨年、
ちょうど私が色彩知育の認定講師養成講座を
受け始めた頃
現在小学校2年生の私の娘も、
『学校いきたくない!』
と言って
行けない時が何回かありました。
学校行きたくない
この気持ちは、
誰でも持つことがあると思います。
私も子供の頃、
そう思う事がありましたし、
大人になっても、
「あー今日仕事行きたくない」
と思う日あります。
だから、
別にこの気持ちが悪いわけではなくて
初めて、娘がその状態になった日
うちの娘も、
それくらいの程度だと、
勝手に思っていました。
しかし、
娘が、一向に、布団から起き上がらない・・
その時の私は、
(いやいや、もう起きんと遅れるで)
と、無理やり布団をひっぺ替えして、
身体を起こそうとしました。
そしたら、娘は
ものすごい力で、布団にしがみついて
3歳ぐらいの時に戻ったかのような
ものすごい大きな声で、
わんわん泣き始めました
1年生になって、そんな泣き方を聞くのも
久しぶりで、
なんかおかしい
そう感じたのを覚えています。
これまでの、私であれば
“学校行かないと!”
“病気でもないのに休むのおかしいやろ?”
という
私が教えられてきた常識を
娘に言いながら無理やりにでも、
学校に連れて行こうとしたはずです。
しかし、その時の私は、
今日は休ませた方がいいと感じて
休ませました。
休ませたものの、
私の頭の中は、
(明日も学校行かんかったらどうしよう)
(何か嫌なことがあったかな?)
(理由は何?)
そんなことが頭をぐるぐるして
何とか、娘から
行きたくない理由を聞き出そう
としていました。
すぐ、色彩知育のかるたをもってきて
『何で学校いきたくないか、かるたで教えてくれる?』
と言って渡しました、
その時は、まだグズグズ泣いていて
気持が落ち着いていなかったのか、
かるたは、はたき散らされ、
また布団に戻っていってしまいました
登校班の出発時間も過ぎた頃に
起きてきて、
落ち着いたなと思って、
理由を聞くと、
出てきた理由は、
『疲れた』 でした。
1年生になって、
帰ってきてすぐ宿題もしてますし、
授業中まじめに頑張っていると、
個人懇談でも聞いていました。
でも‥
(疲れるって、
やってることはみんな一緒やん、
みんな頑張って行ってるんやけど‥)
という、言葉を言いそうになりましたが、
それを飲み込み、
(まあ確かに、疲れるよな〜)
と思い‥
『明日は行けそう』と聞くと
『うん』と言い、
その後は終日いつも通りの感じで
過ごしていました、
次の日は、本当に普通に起きて
『行ってきまーす』
と学校に行きました。
拍子抜けというか、
あーよかった。という気持ちでした。
しかし、それから
2週間後くらいに
また、同じように
「行きたくない」
と泣く日がありました。
今度は、
すぐに理由を聞かず、
起きてきて、
いつもの様子になってから
色かるたを渡して、理由を聞きました。
色は何色を選んだか忘れましたが
理由を聞くと
・学校が遠い(片道約30分)
・給食が嫌
・クラスが騒がしい
・授業中騒がしい子に先生が怒るのが怖い
・騒ぐ子がいて、なかなか授業が進まない
そんな、答えが返ってきました。
どれも学校が嫌の理由にはなりますが、
行きたくないまでの理由かな?
と思っていました。
でも、
その頃の娘の様子を見ていて一つ、
私が感じていることがありました。
それは、
まじめすぎる
という事です。
もしかして、学校生活全部を
全力で一生懸命やっているんじゃないかな?
いいことではありますが、
友達とちょっとふざけたり、
たまにぼーっとしたりできているのかな?
娘は
ずっと頑張らないといけないと思っているのではないか?
と思ったのです。
2回目に学校を休んだ時に
担任の先生(ベテランの女性の先生)から
連絡があり、
先生に、
娘が学校を休む理由として
話してくれたこと
私が、感じていることを伝えました。
すると、先生から
『私も、気になっていることがありました、
娘さんは、授業中や、私が話している時は、
ずーと私の顔を見て話を聞いています。
ずっとそれを、苦痛じゃないのかな?
と思っていました。
でも、やっぱりしんどかったんですね。』
『今ぐらいの時期になると、
頑張りすぎる子が休む
という事があるんです。
学業は今のところ、
1日休んでも問題ないですし、
休んで、次の日来れるなら、
休ませてあげてください』
こんな内容の話をしてくれました。
私が感じていたことと、
担任の先生の感じていたことが
すり合わせられたことで、
私も確信し、
娘が朝、布団から出てこない、
学校に行きたくない
という日は、学校を休ませました。
娘の場合の、
「学校に行きたくない」は
今日は頑張れない という意思表示でした
休んだ次の日は、
いつも通り『いってきます!』
と言って出ていきます。
私の中で
学校に行きたくないというのは、
もう学校が嫌!
行かない!行きたくないんだ!
そういう感じかと思っていましたが、
頑張れないから休みたい
こんな子もいるんだ
ということを
教えてもらえた出来事でした。
担任の先生が、
娘によく声をかけてくれ
『私はちゃんと見てもらえてる』
と感じる接し方をしてもらえたこともあり、
1年生の3学期は1回行けなかっただけで、
終業式を迎え
2年生になってからは、
今のところ1度も
体調不良以外では休んでいません。
学校のリズムや
頑張るところと息抜きをしていいところ
そんなことが、
わかってきたのだと思います。
もし、あの時、
私が、
私の常識というフィルターを通して
娘を見ていたら、
無理やり学校に行かせたり
何で行かないのか!と怒り、
学校に行けない日が続いていた
かもしれません。
色彩知育を知り、
娘のありのままの状態を見る、
これに徹していたからこそ
休ませる
という判断と
先生に私の考えを伝える
という事ができたのだと思います。
そして、
娘に色を選んでもらう
このなんでもない、と思える作業ですが、
色を選ぶ段階で、
自分の気持ちに視点が向き
自分はどうしたいのか、
何がイヤだったのか、
自分の気持を向き合う機会が
作れたと思います。
これは、
今日息子が
幼稚園から帰ってきて選んだかるた↓
色札と言葉札両方選んでいました。
何でこの色?と聞くと
空色は、
今日ピアノがうまく弾けて嬉しかった色。
レモンイエローは、
おやつが甘くておいしかった色。
藍色は、
運動会の練習が、
楽しかったけど疲れた色。
と話してくれました。
色を選んだ理由を聞くと、
どんなことで、どんな気持ちになったのか
聞けます。
最初は
ちょっと恥ずかしいかもしれません
でも、
『お母さん今日仕事で失敗して、
灰色の気分〇〇は何色の気分?』
みたいな感じで聞いてみると
意外と子供って答えてくれたりします。
それから、
色を選ぶ理由が
『何となく』
という時もあります。
理由はなんだか言えないけど、
何となく・・
これでも色を見せると、
『そうか、なんか◯色の気分なんだね。』
と伝えることができます。
色のイメージで何となく
その人の気持ちを察することもできます
長くなりました、
読んでいただいて有難うございました
色彩知育®ってなに?
と思われた方は↓こちらの動画見てみてくださいね
一般社団法人日本こども色彩協会のHPはこちら↓