お久しぶりに書きます。
愛媛県こども色彩知育認定講師
いとうゆうこです。
新しい年度がスタートしましたね。
うちの息子も、
3月に幼稚園を卒園し、
4月からお姉ちゃんと一緒に小学校に通い始めました。
私が、
色彩知育講師になってからも
1年が過ぎました。
卒園、入学を迎えるご家庭は、
準備も、心の状態も
とても忙しかったと思います。
私も、この春は忙しく過ごしていました。
しかし、2年前
この春小学校3年生になる娘が、
1年生になる時と比べると
私自身が少し違うなと感じていました。
2年前は
全てが初めてで、
準備はこれで大丈夫かな?
娘の心の状態は?
学校行けるかな?
行きたくないって言わないかな?
学童知っている友達いないけど大丈夫かな?
そんな心配をずっとしていました。
でも、今年は・・・
全く、そんな心配なく
入学を迎えた自分に気が付きました。
それは何でかって
2人目というのもあると思います。
でも、それ以上に
息子自身が自信をもっている様子を見ていたからです。
息子は、
幼稚園の年中になった時、
お姉ちゃんが卒園して一人でバスに乗ることにとても不安をもっていました。
幼稚園に行っても、お姉ちゃんがいない・・
年中さんになってしばらくは
幼稚園に行きたくないと、
泣いて幼稚園に行けない日もありました。
外では、しっかりしていますが
家ではとても甘えん坊で、
癇癪もひどかったです。
寝起きもとても悪く、一度怒り始めるとなかなか機嫌も戻らない
しつこい性格です。
色彩知育を初めてからも
始めは本当に大変でした・・
ポケモンの形にしたいけど、
うまくハサミで切れない!と暴れる。
こんなのが描きたかったわけじゃない!と言ってキレて地団駄を踏む。
なんかよくわかんないから、もうイヤ~と言って床でゴロゴロ
早く絵の具使いたいから、説明の邪魔をする。
「失敗したから、紙!新しいのちょうだい!」と言うも
「1枚しかないです!」というと、怒ってやめる。
わが子に先生になってお教室をしようとしても
どうしても、わが子なので、ひどい言い方をされたりすると、カチン(# ゚Д゚)となってしまうんです。
そこを何とか・・何とか抑え、
色彩知育の講師であることに徹し
(イヤ・・・徹しきれてない時もありましたが)
毎月2回ワークをやり続けました。
するとですね、
やり始めて5か月たった頃、
息子から、「色彩知育やろうー!」
と誘ってくるようになりました。
毎度毎度、
イライラしながらやってるのかと思えば
案外楽しんでいるようで、
その頃から、
息子の様子がちょっとずつ
変わってきたんです。
ハサミがうまく使えないと、
「お母さん手伝って!」と
(頼まれて手伝うことは、全然OK)
⇒やりたい事をするためには、
どうしたらいいか考えて、人を頼ることを覚え
「緑色作ろうと思ってたけど、こんな色ができて、この色もいい!と思ったからこの色にした!」
⇒上手くいかなくても、
それを応用して考える思考が身についたり
このワークはあんまり好きじゃないな
でも1こやってみる。
⇒何かわからんけど、とりあえずやってみる!
の気持が芽生えたり。
3つ塗ってみましょうだけど、
1つでいい、ここで終わりにする!
⇒自分で終わりを決めれるようになったり。
(自分で決めたことを認めるお教室なので、1つでもいい)
「あれ?なんかうまくできんかった!
うーん、でもコレ〇〇に見えるから、〇〇にする!」
⇒失敗しても、じゃあこれをどうすればいいのか、1枚しかない紙をどう生かすのか、考えられるようになったり
最後の作品の発表を自信満々にやってくれるようになったり・・
発表の時は、作品のことをいろいろ話してくれるので、
どこに注目してこれができたのか、
何を考えて、これになったのか、
どこが好きなのか、
子どもが何を考えているのか、
何に注目するのかがわかって、
普段の姿からは、見えないけれど
「あー!そこを見て考えたのか!」とか
「え?こっちが好きなの?」とか
聞かないとわからないものだな~と、
こちらも発見がいっぱいでした。
暴れる時も、
キレてる時も、
楽しくやっている時も、
私は、ただただ彼を見て、
少しの変化を見つけては、
それを言葉にして伝えたり、
色彩知育で学んだ言葉がけをしていました。
結果、
最近は
ワーク中にどっか行ってしまうことがない!
最後までやり遂げる。
変わったなーと思います。
何より、びっくりしたのは、
たまたま、色水実験のワークショップをした時
お姉ちゃん手足口病がひどく、欠席。
周りは全然知らないお友達と大人ばかり・・
あんなにお姉ちゃんにべったりだったのに
お隣の男の子や他の先生と話しながら、
楽しく色水実験し、
最後の、「できた色発表してくれる人ー?」
という問いかけに
ハイ‼✋
と1番に1人手を挙げて、
堂々と発表していました。
これは、彼に
自分は大丈夫という自信が生まれた証拠だと
感じています。
自分は自分で大丈夫!
上手くいかなければ、上手くいく方法を考えれば大丈夫!
どんな意見があってもいい!
キミはそう考えるんだね、僕はこう考えるんだ!
こういう考えが、彼の中で育っていることを感じていました。
だから、
この春1年生になる彼の登校を見送るとき
私はとても誇らしく、息子は大丈夫!
という気持ちで送り出すことができています。
新生活、
いろいろ心配されている
お母さんお父さんいらっしゃるのではないでしょうか?
お子さんの心の土台作りに興味のある方
色彩知育®をやってみるのはいかがでしょうか?
色彩知育教室は、
ちょっと他のお教室とは違っていると思います。
スイミングや、体操教室、書道、そろばん、英語、絵画教室等
習い事はいろいろありますが、
これらの習い事のように
技術的に何かができるようになる教室ではありません。
色彩知育教室で身につくのは
子どもと、お母さんの安心感を育て
これからの社会で生きていくうえで、必要になる心の土台を育む教室です。
それは、
🍀失敗を学びの機会と捉え、失敗しても立ち直る柔軟で強い心や
🍀自分で選んで決める機会の多さから、自分で選択する喜びを感じること
🍀同じものをみても、自分とは違う考えを持つ人もいる。
多様性を認識し、お互いの違いを尊重する姿勢をもつこと
🍀自然な対話を通じて、いろんな人コミュニケーションをとれるようになること
🍀やってみる、チャレンジを重ねることで、自信と自己肯定感を育むこと
🍀よく周りを見て観察、分析する思考。
このような、考え方や姿勢を育てるということです。
これが、将来の何に繋がるの?
と不思議な方もいるかもしれません。
でも、これができるから
学校生活にスムーズに入れたり、
習い事やイベントに出て、ぐっと成長したりするんです。
ちょっと気になる方や、興味がある方は
お近くの色彩知育教室の体験に行ってみたり、
いろんなイベントに出てることもあるので、
インスタやブログで『色彩知育』
と検索して行ってみるのもいいと思います。
子育てで、こんなことに悩んでいるんだけど、
うちの子に効果があるのか?
という質問もあるかもしれません。
そんな質問も、
どの先生でも聞いてみてください!
どの先生も、
子どもたちとお母さんのことを考えてくれている先生達なので
答えてくれると思います。
もちろん、私でよろしければ、
そんな質問も聞かせてくださいね。
どうしたらいいのかも一緒に考えていきたいと思います。
とにかく、心を育てることは
一朝一夕にはいきません。
日々の周りにいる大人の、
特にお母さんお父さんの言葉がけがとても影響するということは、
わが子をみて実感しました。
継続は力なり!
すぐに何か変わらなくても、
継続して続けていくことで変化のあった1年を紹介させていただきました。
私は、毎月何曜日にお教室というのが
現在確定して予定を立てられないので
日本こども色彩協会HPのお教室のページに乗せておりません。
もし、お教室の日程を都度ご相談して決めるという事であればできるので、対面、リモート共にご相談ございましたら、ご連絡ください。
長くなりました、読んでいただいて有難うございました。