お腹のエコー検査をうけると
胆嚢にポリープが見つかる
というのは割と良くあることです。




クリッとした丸い形や
桑の実のようなかたちのポリープは
コレステロールポリープといって
まず悪性にはなりません。



桑の実。。。


大きさもだいたい10ミリ以下にとどまることがおおく、
何年もサイズが変わらないことがほとんどです。

なので 基本的に年に一回の経過観察で十分です~。
症状の原因になることもありません!


大きさ10ミリを超えてくるポリープには
悪性の可能性が出てくるため基本的には胆嚢摘出を勧めています。


そして丈が低く平べったい形のポリープは
悪性の可能性があり
CTなど他の画像診断で慎重な評価が必要になります。


胆嚢の悪性腫瘍(癌)は実は
みつかりにくく
進行が早い病気です。

胆嚢が膜を介さずに
直接肝臓にべったりとくっついているため
進行が早いのですね。。。


胆嚢の病気の発見に関しては
エコー検査が最も力を発揮します!

エコー検査は痛みも無く鎮静も必要ない検査であり
その割に情報量は多いので

ぜひぜひ定期的にうけましょう!