私達「きらきら湘南」では
この曲は、
ある少年の大きな夢がついに叶った
という実話に基づいた作品になっています。
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1998年、
先天性心疾患「拡張型心筋症」の為
16歳で亡くなった朋宏君は、
ついにその日
「江ノ電の運転士になる!」
という彼の夢を実現しました!
・・・・・
そしてここには
主人公の朋宏君を優しくサポートする
江ノ島電鉄さんの大きな協力がありました。
また今回、この作品の発表に関しても
私達に江ノ島電鉄さんから
温かいご協力を頂きました。
『湘南の顏』とも言われる江ノ電は
いつでも、どんなときでも
大きな愛情をいっぱいくれる
朋宏君の憧れの電車であり、
素敵なみんなの電車なのです。
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さて私達は 今回この曲の発表を前に
朋宏君が実際に電車から見た景色を
再度「自分達の目で確かめてみたい!」
と強く思いました。
そこで、地元湘南での
江ノ電の旅
を決行!です
出発は「藤沢駅」
この曲の出発地点でもあります。
この駅は百貨店の2Fにあるのですが、
電車に乗ると
前に開ける外の景色が
建物のドーム型の出口越しに
見る事が出来ます。
正に夢の扉が開いていく感じです。
車掌さんの笛の音が聞こえます。
さぁ、出発です
一直線に続く線路を進んで行くと
数分で「鵠沼駅」
そしてそこから 大きな川を横切る
頼もしい線路が続いていきます。
「江ノ島駅」を過ぎ
一度路面電車となる江ノ電からは、
次の「腰越駅」を過ぎて左に曲がると
目の前に湘南の海、そして江ノ島を
大きく見る事が出来ます。
『夢はきっと! きっと叶うから
挫けない!! 今 進め 前へ
僕は江ノ電の運転手!』
このシーンにピッタリ当てはまる
この歌の歌詞です。
そして一直線に
海岸線を走っていく江ノ電から
『僕の思い みんなの愛
重なり合えば 奇跡になる!』
と この歌を一緒に
歌っているかのような風の音が
耳元に聞こえてきました。
最後に朋宏君は 自分の力で
江ノ島電鉄さんが見守る中、
「タンコロ」108号車の運転手となり、
極楽寺検車区を数メートル運転しました。
彼はその時
何を感じたのでしょう・・・・
音楽はこのラストのシーンに合わせ
これまでの軽快なテンポから突然
何か大きなメッセージを伝えるかの如く
どんどんとスローダウンしていきます。
『僕を乗せた タンコロ電車
夢の大地へ どこまでも・・・』
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江ノ電の小旅行はあっという間でした。
でも私達にとっては
とても大きな大切な時間になりました。
音楽と共に見えてきた数々のシーン、
そして心に響いた大きな感動を
決して忘れる事はありません・・・
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この曲は、
7月22日(藤沢市民会館大ホール)
『ふじさわ合唱祭』で発表いたします。
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