新しい合唱曲がまた一つ誕生しました
「きらきら湘南」オリジナル合唱曲
「いのちのゆりかご」です。
この曲は「きらきら湘南」の
『誰かに届けたい詩を贈ってください!!』
という企画にご応募頂いた「詩」に
私達でメロディを付け出来上がった作品です。
今回はこの曲についてのお話を
少しさせて頂きますね。
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さて、「ゆりかご」という言葉は、
「安心出来る場所」の代名詞でもありますが、
これについては、
「お母さんのお腹の中で
揺られていたのと よく似ている」
と、実はこの詩に書かれているんです。
そう
誰でもが知っているあの場所
ですよね・・・・・・・・
赤ちゃんが新しい世界を見る前に
先ず最初に学ぶ事は、
お母さんのお腹の中で体験する
「安心」という感覚です。
そして、そこは「無心」でいられる場所
でもあります・・・
********
でも、生まれてから大人として生きていくまでの
たった数十年の間で
人は色々な事を体験し、そしてその体験ゆえに
つい「安心」という感覚を忘れがちになり
そして「無心」になる事が
とても難しい事になってしまいます。
だからこそ、
悲しい時、不安な時には、
「ゆうらり、ゆうらり」と
自分の本能が覚えている
あの時の感覚を思い出してみようよ・・・
忘れかけている「安心」を探してみようよ・・・
と、この歌詞はとても大事な事を
優しく紐解いてくれているような
気がするのです。
********
人が不安を感じてしまうのは
実は自分が自分にそうさせているからです。
「きっとこうなってしまう。」
とか
「あの時そうだった」
という過去の体験やその時に覚えた恐怖心が
自分の記憶となって反射的に脳に働きかけ
自分で自分を不安に導いているのです。
でも、これっておかしな話ですよね
何故なら本来「不安」とは
未来に向かって感じる感情だからです。
実際には誰にも
未来はわからないはずです
つまり「不安」とはただの
「当てにならない漠然とした憶測」
かもしれないという事です。
********
「ゆうらり、ゆうらり
楽にしていいよ」
・・・とても心がリラックスする言葉です
「自分から発信」の無駄な憶測のせいで
身体にたまってしまった「ぎこちない力」が
この言葉で ふわっと
自然に外に抜けていく感じがします。
・・・・・
「あなたが怯えているほど
本当は怖くないんじゃないかな?」
と、そっと教えてくれているみたいです!
そしてこの歌の最後には、
「周りを見渡してごらん!
あなたは ここにいていいんだよ・・」
と、この歌詞は
優しい「道しるべ」を
照らしてくれています。
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実はこの「詩」と出会ったのは
もう一年くらい前の事になります。
出会った時に
この詩に何回も出てくる「キーワード」
「ゆうらり、ゆうらり」
という言葉には直感で
飾り気のないシンプルな旋律
が直ぐに浮かびました。(^^)
そして拍子は「心音」をベースにした
落ち着くテンポがいいなと思いながら
この曲の作曲を進めていきました。
でも、この詩が伝えようとする強い意志を
音楽で表現する事には
少し時間を頂きました。
これを、
「ベースとなる心音のリズム」を狂わせずに
表現する事に時間がほしかったからです。
そしてそれは、
曲の拍子を変えていく事で
実現する事が出来たような気がしています。
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さて、この曲の練習は
今年の夏からです
そして、
この曲については また後日
もう少し お話したいと思っています
実は、この曲から感じる事が
まだまだ沢山あるからなんです(*^^*)
皆様に公開できる日が
今からとても楽しみな「一曲」です!!
** 作詞者の帆乃香さん
素敵な『詩』を届けて頂きまして
本当にありがとうございました **
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
*「きらきら湘南」では
『誰かに届けたい 応援の詩』
の募集を随時行っております!
私達は、贈って頂いた詩の中から
その内容が私達の活動に合い、
また、メロディを付ける事が可能である詩には
合唱曲にアレンジしていく活動もしております。
詩の応募、またはお問い合わせ等は
以下ホームページからお願い致します。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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