7月23日(日)
湘南の夜明け・・・
白い雲の中から朝日がキラキラと頭を出していました。
この日ついに『6歳のおよめさん』の主人公
景子ちゃんに贈るオリジナル合唱曲
『光の中の結婚式』 が発表の日です。
穏やかな空を見上げて
結婚式の光景を一人思い浮かべてみます。
朝日はそっと雲を通り抜け
一筋の光を注いでくれました。
・・・・・・
その光を見つめてふと言葉が出ました。
「今日で およめさんになって
帰っちゃうんだなぁ・・・」
・・・・・・
ずっと景子ちゃんと一緒に
歌の練習をしている
気持ちになっていたので、
嬉しくもありちょっと寂しくもある
複雑な気持ちでした。
~・~・~・~・
開演時刻。
会場は沢山のお客さんで一杯でした。
私達は合唱曲を発表するというよりは、
景子ちゃんの結婚式が今から始まる!
という厳粛な気持ちで舞台に上がりました。
イントロのピアノの音が
教会の鐘の音のように静かに奏でられ、
ステージにはバージンロードが
奥へ奥へと広がっていくように見えました。
・・・演奏が始まります・・・
目の前の団員の皆さんの歌声は
高らかな祝福の歓声となり
そして、
この思い天に届け!
と言わんばかりに団員が一丸となり
最後の音まで見事に歌いきりました。
そして、その時なのです!!
曲のコーダ(最後)の部分で、
なぜだか突然景子ちゃんから
ブライダルブーケを受け取ったような
気が確かにしたのです!!
そしてそれは
「この景子ちゃんの思いを、
沢山の子供達に繋げたい!」
という強い思いに変わりました。
正に衝撃的な瞬間の思いでした。
だから、この演奏の最後の音に
この大きな決意をしっかりと込めました。
・・・・・・
いつもよりも長い
最後のピアノの音の余韻・・・
「きっと必ず音楽が伝えてくれる!」
・・・私が音楽を信じた瞬間でした・・・
~・~・~・~・
気づいた時には会場からの
大きな祝福の拍手が聞こえていました。
景子ちゃんおめでとう!
素敵なお嫁さん!
素晴らしい結婚式!!
そしてステージを去る時、
景子ちゃんと出会えた嬉しさと、
お嫁さんになって天に帰ってしまった寂しさで
自分の胸が一杯になりました・・・
「景子ちゃん、私達に出会ってくれて
本当にありがとう」
団員全員がこう心に思った
忘れられない一日となりました。
~・~・~・~・
そして今は、応援して下さいました沢山の皆様に
感謝の気持ちで一杯です。
*****
本当に皆様ありがとうございました。
~大好きな景子ちゃん!
また会いに来てね!!~
《この演奏はまもなくYouTubeで公開致します。》
*****
ホームページはこちらから