下のチビ助が、吹奏楽部でwe are the worldを演奏するんですが、この曲をとても気に入ったようなので、歌詞の日本語訳を見せてやったことがあります。

明日の発表会に向けて色々と話していたところ、ふと、

 

「ホンマに世界の平和を願ってるみたい、良い感じ、やさしい感じする。」

 

そう言いまして。

そう感じるお前がやさしくて可愛いよと、母ちゃんは思いました。

 

このチビとは中学に上がるまで一緒の部屋で寝ていまして、ある日のこと、「ぼく、一人部屋が欲しい。」と言うので、快く部屋を明け渡し、1階の大部屋で寝起きするようになった頃、毎日、お布団の上げ下げをしてくれました。

 

「僕が出て行ってって頼んだんやから、これくらいせな。」

 

と言うチビ助が、ホントに良い子で幸せを感じましたが、今や学校のテストは、見たこともない点数を取るようになり、将来の彼の幸せがとても不安なので、ちょっとこれからは愛のムチをくれてやろうと思っています。