萌える不動産王(二年生)立食パーティー | 掃除男

萌える不動産王(二年生)立食パーティー

資産家の中には、社交的な人もいっぱいいる。


まだ27歳だった当時の私。

そんな私を可愛がってくれた女性資産家が一人いた。

この女性は、私を、偉い人が集まる社交場によく連れて行 ってくれた。


この種のパーティーでは、私ほど若い人はまずいない。 Pq'A`●)

皆、50歳過ぎの人ばかり。

私だけ場違いな気がした。



でも、資産家である彼女にくっついていたおかげで、何もない私も丁重に扱われた。(。・`┏o┓・`。 )

議員の先生や市長、社長らしく見える人が頭を下げて名刺をくれる。

特別気にはしなかったけど、彼女にへこへこする彼らが浅はかに見えた。


同時に、私も負けじと偉ぶって見せた・・・。 壁|― ̄)頭が高いぞっ


そんなパーティーの多くは、食い放題。

ここぞとばかり、水割りやワインを飲みまくる。


上司の目を気にすることなく、ただで飲み食いできるこの種の席。

当時の私にとって、最高のオアシスだった・・・。



アホ丸出しで、食べ物を片っ端から皿に盛る。 ヶヶヶΨ(`∀´┃皿皿皿┃`∀´)Ψヶヶヶ

人の分以上に自分の分を確保し、ベルトがちぎれるほど食った。

一人ポーカーできるほど、自分の前に皿を並べた・・・。



この女性資産家は子供に恵まれず、旦那にも先立たれた寂しい人だった。

そんな彼女だから、最愛の恋人のように私を可愛がってくれた。


愛に飢えてた私だから、そんな彼女の気持ちがうれしかった。

同時に、お金だけでは幸せになれないことを、彼女を通して学んだ。 (@´Θ´@)




パーティーに参加する人を見渡すと、顔見知りでグループを作っているように見えた。 (●'v`*)

面識ある者同士が接点となり、他の知人を紹介し合う。

私も紹介されたので、名刺を渡した。


中には、ここぞとばかり名刺を配ってる人もいる。

「なるほど」、と思った・・・。



でも、私は名刺配りはあまりせず、食う事と人を見る事に集中した。


現実の話、この種の場所で出会った人と、仕事をしたケースはあまりない。 (☺´ω`●)



会社の経営陣で決裁権を持つ立場なら、

パーティーやゴルフ、高級クラブを介するこの種の人脈作りで効果が出るかもしれない。


ただ、この種のレベルの高い人との接点は、自分が高レベルにいてこそ、協業の可能性を見出せるもの。

当時の私のレベルでは、この種の付き合いでは大した効果を見込めないように思えた。


よって、食う事とパーティーの合間に行なわれる催しを純粋に楽しんだ・・・。 ヾ(o´ω`o)♣♧




勿論、当時から10年近い歳月が経つ現在なら、この時築いた人脈の間接的効果を実感することはある。


ただ、自分が未熟な時は、日々発生する目の前の業務に打ち込むことを優先すべきで、

この種の名刺配りに力を注いでも、大した効果は期待できない。



日々の仕事を頑張りつつ、自分以上の人脈作りも同時に進めるスタイルが、正攻法といえよう。


この王道と同時に、自分の専門性も磨ける人が、上に立つ者に共通するスタイルであると考えている。



。。。つづくおやしらず