日曜は、ふくい若者チャレンジクラブ主催の講演会でした。
講師は投資家であり京大客員准教授でもある瀧本 哲史さん。
私は講師接遇というお役目をいただきまして、
講演がはじまる前の控室で瀧本さんのお話し相手に。
何を話したかは書きませんが、
瀧本さんの毒っぷりというかズバズバ話すところがかなり面白く、
あれはたぶん他の人だと怖くて何も話せなかったと思います(笑)
「竹部さん以外に適任者はいない!」と県の人に言われましたが、
なるほどね、なぜ選ばれたのかなんとなく納得。
毒には毒ってところでしょうかw
瀧本さんは討論番組に出演されていたり
東京の学生運営の大きな団体で審査員をされていて、
私もどちらにもタイムリーなことにちょっと縁があったので
その裏話であったりお話しいただきとても勉強になりました。
講演内容ももちろん良かったんですが、私としては控室での毒話が
面白すぎて、講演ではかなり抑えてお話しされているなぁという感じでした。
講演の中で、コモディティ化について
日本だけではなくグローバルな視点、そして人材のコモディティ化について
かなりわかりやすくお話ししてくださいました。
特に、福井は産業に頼りすぎていて、このままではいつかダメになるとも。
考える人が儲かって、言われたことをやっている会社(下請け)は
儲からない時代になっていると言うのは、本当にもう「今」の話し。
そんな時代の中でうまくいっている都市を見ていくと、
外からいろんな人を呼んでいろんな視点、刺激を作っていると。
わかりやすい典型例が「大学」。スタンフォード大学=シリコンバレーがそうですよね。
この話、「そうだ!もっと言って!」と拍手を送りたくなりました。
ちょうどこの4、5日前の福井新聞に、
福井県立大学はもともと県内産業に貢献する人材の育成、
若者の県外流出を防ぐために作ったと。
なのに最近は県外からの学生が多くなってきている。
だから県内の学生を増やしましょう。県内高校の推薦枠を増やしましょう。という内容。
まったくもってナンセンス。
ほんと福井は(どこの地方も同じような感じだと思いますが・・・)こういう保守的なところが嫌。
本当にいい人材を育成しようと思うなら、刺激を与えてとにかく「競争」させることが大事!
県外の意識の高い人、意識の高い留学生にふれることが大事で、
それを福井県内の大学でできたらお金もかからないし最高なのに。
量より質!
真逆のことをしようとしている。
手前味噌ですが、なぜ「鯖江市地域活性化プランコンテスト」が
東洋経済の「2013年日本はこうなる」に取り上げていただいたり
他にも成功例として掲載いただけるのか。
それは、全国の学生から参加者を募っているから。
※参考※
(8月にダイヤモンドオンラインに掲載された本荘さんの連載から抜粋)
ともすると、この種のコンテストでは、地元である鯖江出身の学生を優先的に支援すべきという意見も出るだろうが、そういう短絡思考でなく、差別なく全国から広く学生の提案を受け入れることで、イベントの質やエネルギーも上がり、また本イベントを通して首都圏の学生とつながった地元の学生の就職へのプラスも生まれている。大学がないことが、目前発想からの脱却へと導き、さらにチャンピオンらがオープンなエコシステムを目指しているがゆえの成功だ。
プランコンテスト、決して地元学生を排除しようなんて思ってません。
これまでも、福井出身者が県外の大学にいながら出場してくれています。
行政は、市民税、県民税を支払っている地元に還元しないと!と思うので
致し方ないところはあるにしても、あまりにも短絡的というか目の前しか見ていない気がします。
この講演の後、県大の学生に話を聞きましたが
現状でも推薦組は授業についていけず英語の補習を別途受けているとか。
地元の学生がお金あるなしに関係なく、平等に大学に進学することが目的であれば
いいと思います。
でも、目的は「県内産業に貢献する人材の育成」なんですよね?
技術を持っている人よりもマーケット知っている人の方が強く儲かるそうですが。
講演の中でせっかく瀧本さんがこのあたりの事をお話ししていたのに
県の人・・・もっと聞いてほしかったです。
県の人というか県会議員!いったいどいういう質問、突っ込みしてんだよ。
学生団体withと一緒に活動していても、
すぐに行政の方は学生に「鯖江の子?」って聞いてますが
あれやめてほしいです。
「違います」と学生が答えた後に 「鯖江じゃないのに鯖江のために活動してくれてありがとう」と
返答するならいいんですが、だいたいは「あ、違うんですか・・・」とテンション落とします。
あれ、ほんとへこむらしいです。学生から相談されました!
とちょっと話がずれましたが、
本当にビシバシと本音を話してくださった講演でとても勉強になりました。
控室で、「ボクは県の人達が喜ぶことなんて何も話しませんよ。と言ったのに
それでもいい。と言うからじゃあいいか。と思って引き受けました」と
おっしゃってましたが、本当に喜ぶことは話してなかったですね。
でも、それがとても良かったです。
瀧本さん、ありがとうございました!
講演会後の交流会。
もうすぐ卒業のwithっ子。松田くんも来てました。みんな勉強熱心。
亀ちゃんは若チャレ副代表(役員)なので一緒にお手伝い組。
講師は投資家であり京大客員准教授でもある瀧本 哲史さん。
私は講師接遇というお役目をいただきまして、
講演がはじまる前の控室で瀧本さんのお話し相手に。
何を話したかは書きませんが、
瀧本さんの毒っぷりというかズバズバ話すところがかなり面白く、
あれはたぶん他の人だと怖くて何も話せなかったと思います(笑)
「竹部さん以外に適任者はいない!」と県の人に言われましたが、
なるほどね、なぜ選ばれたのかなんとなく納得。
毒には毒ってところでしょうかw
瀧本さんは討論番組に出演されていたり
東京の学生運営の大きな団体で審査員をされていて、
私もどちらにもタイムリーなことにちょっと縁があったので
その裏話であったりお話しいただきとても勉強になりました。
講演内容ももちろん良かったんですが、私としては控室での毒話が
面白すぎて、講演ではかなり抑えてお話しされているなぁという感じでした。
講演の中で、コモディティ化について
日本だけではなくグローバルな視点、そして人材のコモディティ化について
かなりわかりやすくお話ししてくださいました。
特に、福井は産業に頼りすぎていて、このままではいつかダメになるとも。
考える人が儲かって、言われたことをやっている会社(下請け)は
儲からない時代になっていると言うのは、本当にもう「今」の話し。
そんな時代の中でうまくいっている都市を見ていくと、
外からいろんな人を呼んでいろんな視点、刺激を作っていると。
わかりやすい典型例が「大学」。スタンフォード大学=シリコンバレーがそうですよね。
この話、「そうだ!もっと言って!」と拍手を送りたくなりました。
ちょうどこの4、5日前の福井新聞に、
「県立大が地元推薦入試枠拡大を検討 福井知事が次期中期計画、定員増も」という記事が。
はぁ?と思ってじっくり中身読んでいくと、福井県立大学はもともと県内産業に貢献する人材の育成、
若者の県外流出を防ぐために作ったと。
なのに最近は県外からの学生が多くなってきている。
だから県内の学生を増やしましょう。県内高校の推薦枠を増やしましょう。という内容。
まったくもってナンセンス。
ほんと福井は(どこの地方も同じような感じだと思いますが・・・)こういう保守的なところが嫌。
本当にいい人材を育成しようと思うなら、刺激を与えてとにかく「競争」させることが大事!
県外の意識の高い人、意識の高い留学生にふれることが大事で、
それを福井県内の大学でできたらお金もかからないし最高なのに。
量より質!
真逆のことをしようとしている。
手前味噌ですが、なぜ「鯖江市地域活性化プランコンテスト」が
東洋経済の「2013年日本はこうなる」に取り上げていただいたり
他にも成功例として掲載いただけるのか。
それは、全国の学生から参加者を募っているから。
※参考※
(8月にダイヤモンドオンラインに掲載された本荘さんの連載から抜粋)
ともすると、この種のコンテストでは、地元である鯖江出身の学生を優先的に支援すべきという意見も出るだろうが、そういう短絡思考でなく、差別なく全国から広く学生の提案を受け入れることで、イベントの質やエネルギーも上がり、また本イベントを通して首都圏の学生とつながった地元の学生の就職へのプラスも生まれている。大学がないことが、目前発想からの脱却へと導き、さらにチャンピオンらがオープンなエコシステムを目指しているがゆえの成功だ。
プランコンテスト、決して地元学生を排除しようなんて思ってません。
これまでも、福井出身者が県外の大学にいながら出場してくれています。
行政は、市民税、県民税を支払っている地元に還元しないと!と思うので
致し方ないところはあるにしても、あまりにも短絡的というか目の前しか見ていない気がします。
この講演の後、県大の学生に話を聞きましたが
現状でも推薦組は授業についていけず英語の補習を別途受けているとか。
地元の学生がお金あるなしに関係なく、平等に大学に進学することが目的であれば
いいと思います。
でも、目的は「県内産業に貢献する人材の育成」なんですよね?
技術を持っている人よりもマーケット知っている人の方が強く儲かるそうですが。
講演の中でせっかく瀧本さんがこのあたりの事をお話ししていたのに
県の人・・・もっと聞いてほしかったです。
県の人というか県会議員!いったいどいういう質問、突っ込みしてんだよ。
学生団体withと一緒に活動していても、
すぐに行政の方は学生に「鯖江の子?」って聞いてますが
あれやめてほしいです。
「違います」と学生が答えた後に 「鯖江じゃないのに鯖江のために活動してくれてありがとう」と
返答するならいいんですが、だいたいは「あ、違うんですか・・・」とテンション落とします。
あれ、ほんとへこむらしいです。学生から相談されました!
とちょっと話がずれましたが、
本当にビシバシと本音を話してくださった講演でとても勉強になりました。
控室で、「ボクは県の人達が喜ぶことなんて何も話しませんよ。と言ったのに
それでもいい。と言うからじゃあいいか。と思って引き受けました」と
おっしゃってましたが、本当に喜ぶことは話してなかったですね。
でも、それがとても良かったです。
瀧本さん、ありがとうございました!
講演会後の交流会。
もうすぐ卒業のwithっ子。松田くんも来てました。みんな勉強熱心。
亀ちゃんは若チャレ副代表(役員)なので一緒にお手伝い組。