グラストンベリー2日目の最後は、Glastonbury Tor (グラストンベリー・トア)に行きました
かつて、イギリスのサマセット地方一帯には湖や湿地帯が広がっていました。
当時、グラストンベリー・トアは島のように湿地の中に浮かんでおり、古代よりケルト人などの聖地でした。
アーサー王伝説に登場する伝説の島・アヴァロンはここだとする説もあります。
12世紀末には、アーサー王とグウィネヴィア王妃の遺体とされる骨や棺がグラストンベリー修道院長らによって頂上から「発掘」され、修道院に埋葬されたとも伝わっています。
ロンドンオリンピックのオープニングセレモニーでも、一番奥にグラストンベリー・トアが設えられていました。
参加国の国旗を掲揚していた丘がトアです
関連記事はこちらです。
話を旅に戻しまして。
グラストンベリー・トアの丘の上にセント・マイケルの塔が見えてきました。
塔のある丘の頂上まで、ここから10分くらいです。
こちらの道を行くと、「男道」と呼ばれるまっすぐな道に出ます。
もうひとつ、曲がりくねった階段を上る「女道」があります。
今回歩いたのはそのどちらでもなく。
丘をぐるぐる回りながら上る、「迷路」と呼ばれる道なき道を行くことにしました。
目的は、陸の中腹のどこかにある、卵形の石をさがすことです。
丘の麓で道を左側へそれて、草の生い茂る中を歩き始めました。
羊の落し物やアザミに注意しながら、のんびり歩きます。
道を行けば10分で頂上なのですが、それ以上の時間をかけて女道に到着。
卵形の石は丘の反対側なので、女道を外れ、またまた草地へ。
近くに木が生えているのが目印だそうなのです。
この時点でそれらしい木は見えず…
ま、なんとかなるでしょ、と歩き続けていると、それらしい木が見えてきました
が、その木は、私の頭よりも高いところに生えていました
急な坂になった草地を上ると、息が上がって、顔からも身体からも汗が吹き出しました。
アザミに刺されながら、やっと木のところまでたどり着きました。
道というか、斜面に出来たちょっと平らな場所を歩いて、石と初対面
ここまで来るのが本当に大変だったので、その分感動も大きかったです
こちらでも、古い殻を脱ぎ捨て、新しく生まれるところをイメージしました。
しばらく卵形の石のところで休み、今度は頂上を目指します。
草地の間の、細ーい踏み跡のような道ともいえない道をひたすら進みます。
どっちへ行ったら頂上に着くのかな?と考えながら歩いていると。
ん?
その一本道の上に羊が。
おいしそうに草を食んでいます。
これじゃ通れないなぁ、と思っていたら、羊さんはどいてくれました。
しかも、羊さんが歩いていった後をついて行ったら、男道に出ました
羊さんのおかげで、頂上にたどり着きました。
天気が今ひとつで人もいっぱいなので、早々に退散することに。
明日の朝天気がよかったら、チェックアウトした後トアに来ようと思いました。
こちらは5年前に訪れたときのセント・マイケルの塔です。
お天気がいいと、こんな感じになります
3日目、最終日の朝になりました。
夜から雨が降り続き、天気は最悪。
トアに行くのはやめようか、と思っていました。
朝食のとき、オーナーのグウィニーさんが言いました。
「今朝はトアに登るでしょ?」
思わず「イエス」と答えた私。
う~ん、これは行く流れですねぇ。
という訳で。
朝食後、防水のジャケットに身を包み、雨降る中を強風にあおられながら出発。
B&Bから約10分で、トアの入り口に着きました。
天気が天気だし、時間も早いので、トアに向かって歩いているのは私一人。
煙るような雨で、男道を歩いていても少し先までしか見えません。
少しずつ高く上るに連れて風が強くなってきて、傘をさしていられなくなりました。
雨と風が吹き付けてきて、びしょぬれです。
なんとか頂上のセント・マイケルの塔にたどり着きました。
塔には屋根がありませんが、風をよけるために中へ入りました。
真ん中に立って、友人のためにミカエルのエネルギーを送りました。
その後、メッセージをもらうためにしばらく瞑想。
結果から言いますと、今回、ガイドが2名増えました
そして、新しいガイドから、私の役割やもらっている才能、その他もろもろの情報を受け取りました。
丘から降りる間ずっと会話をしていたので、たくさんの情報をいただきました。
ありがとうございます。
その中から、シェアする必要があることを以下に書きます。
・高いところに登ると風が強くなります。スピリチュアル的に成長することも同じです。成長していくと風当たりが強くなるように感じられますが、それは自然なことです。
グラストンベリー、とっても充実した滞在となりました。
次回は、カッスルクームをご紹介します
かつて、イギリスのサマセット地方一帯には湖や湿地帯が広がっていました。
当時、グラストンベリー・トアは島のように湿地の中に浮かんでおり、古代よりケルト人などの聖地でした。
アーサー王伝説に登場する伝説の島・アヴァロンはここだとする説もあります。
12世紀末には、アーサー王とグウィネヴィア王妃の遺体とされる骨や棺がグラストンベリー修道院長らによって頂上から「発掘」され、修道院に埋葬されたとも伝わっています。
ロンドンオリンピックのオープニングセレモニーでも、一番奥にグラストンベリー・トアが設えられていました。
参加国の国旗を掲揚していた丘がトアです
関連記事はこちらです。
話を旅に戻しまして。
グラストンベリー・トアの丘の上にセント・マイケルの塔が見えてきました。
塔のある丘の頂上まで、ここから10分くらいです。
こちらの道を行くと、「男道」と呼ばれるまっすぐな道に出ます。
もうひとつ、曲がりくねった階段を上る「女道」があります。
こちらが男道↓
こちらが女道↓
今回歩いたのはそのどちらでもなく。
丘をぐるぐる回りながら上る、「迷路」と呼ばれる道なき道を行くことにしました。
目的は、陸の中腹のどこかにある、卵形の石をさがすことです。
丘の麓で道を左側へそれて、草の生い茂る中を歩き始めました。
羊の落し物やアザミに注意しながら、のんびり歩きます。
道を行けば10分で頂上なのですが、それ以上の時間をかけて女道に到着。
卵形の石は丘の反対側なので、女道を外れ、またまた草地へ。
近くに木が生えているのが目印だそうなのです。
この時点でそれらしい木は見えず…
ま、なんとかなるでしょ、と歩き続けていると、それらしい木が見えてきました
が、その木は、私の頭よりも高いところに生えていました
急な坂になった草地を上ると、息が上がって、顔からも身体からも汗が吹き出しました。
アザミに刺されながら、やっと木のところまでたどり着きました。
道というか、斜面に出来たちょっと平らな場所を歩いて、石と初対面
ここまで来るのが本当に大変だったので、その分感動も大きかったです
こちらでも、古い殻を脱ぎ捨て、新しく生まれるところをイメージしました。
しばらく卵形の石のところで休み、今度は頂上を目指します。
草地の間の、細ーい踏み跡のような道ともいえない道をひたすら進みます。
どっちへ行ったら頂上に着くのかな?と考えながら歩いていると。
ん?
その一本道の上に羊が。
おいしそうに草を食んでいます。
これじゃ通れないなぁ、と思っていたら、羊さんはどいてくれました。
しかも、羊さんが歩いていった後をついて行ったら、男道に出ました
ありがとう、羊さん
羊さんのおかげで、頂上にたどり着きました。
天気が今ひとつで人もいっぱいなので、早々に退散することに。
明日の朝天気がよかったら、チェックアウトした後トアに来ようと思いました。
こちらは5年前に訪れたときのセント・マイケルの塔です。
お天気がいいと、こんな感じになります
3日目、最終日の朝になりました。
夜から雨が降り続き、天気は最悪。
トアに行くのはやめようか、と思っていました。
朝食のとき、オーナーのグウィニーさんが言いました。
「今朝はトアに登るでしょ?」
思わず「イエス」と答えた私。
う~ん、これは行く流れですねぇ。
という訳で。
朝食後、防水のジャケットに身を包み、雨降る中を強風にあおられながら出発。
B&Bから約10分で、トアの入り口に着きました。
天気が天気だし、時間も早いので、トアに向かって歩いているのは私一人。
煙るような雨で、男道を歩いていても少し先までしか見えません。
少しずつ高く上るに連れて風が強くなってきて、傘をさしていられなくなりました。
雨と風が吹き付けてきて、びしょぬれです。
なんとか頂上のセント・マイケルの塔にたどり着きました。
塔には屋根がありませんが、風をよけるために中へ入りました。
真ん中に立って、友人のためにミカエルのエネルギーを送りました。
その後、メッセージをもらうためにしばらく瞑想。
結果から言いますと、今回、ガイドが2名増えました
そして、新しいガイドから、私の役割やもらっている才能、その他もろもろの情報を受け取りました。
丘から降りる間ずっと会話をしていたので、たくさんの情報をいただきました。
ありがとうございます。
その中から、シェアする必要があることを以下に書きます。
・高いところに登ると風が強くなります。スピリチュアル的に成長することも同じです。成長していくと風当たりが強くなるように感じられますが、それは自然なことです。
グラストンベリー、とっても充実した滞在となりました。
次回は、カッスルクームをご紹介します