不登校関係のブログをよく読ませてもらっています。
みんな辛いよね、子供も親も辛いよね。
みんな元気になって欲しいなぁと思いながら読ませてもらっています。
うちの娘、中2の後半から不登校でした。
明るかった娘が、人が変わったように笑わない話さない、食事以外は自室に閉じこもる。リスカもありました。
初めは五月雨登校ってやつ。
でも行くたびに暗くなって帰ってくる娘の姿に見かねて私から「もう行かなくていいよ」と娘に言いました。
中3になって4月5月は休みの方が少ないくらいで行っていましたが、6月から完全不登校でした。(修学旅行は行けました)
卒業式も出れなくて、午後に証書をもらいに行きました。
そしてその日、家族で夕ご飯を食べに行くと…よく食べて、1年以上ぶりによく話しよく笑う…
義務教育という鎖に縛られてたんだなぁと思った瞬間でした。
私としては不登校中、もちろん不安だけど何とかなると思っていました。すごく不安だけど。
娘はきっといつかまた元気になる…30歳とかかも、なんて思っていました。
それが義務教育から解放されたその時から急に元気になったのです。
「行きたいけど行きたくない」
「行かないとだけど行きたくない」
私も主人も、私の両親も「学校に行きなさい」とは一度も言いませんでした。
でも娘の心の中では葛藤が毎日24時間あったのかなと思うと、それはそれは辛かったんだなと後から切なくなりました。
現在通信制高校2年生になった娘は、半年目に入ったファーストフード店のバイトを頑張っています。
私も主人もバイトはすぐ辞めてしまうと思っていたので(初めの頃は時々メンタル不調で休んでいたから)正直ちょっと驚きです。
バイトはもちろん忙しいし接客業だから嫌なこともたくさんあるそうです。
でも頑張っている…
お金をもらって社会勉強していると私は思っています。
興味のない学校の勉強より、これからのためになるんじゃないかなと。
学校ってなんだろう。
義務教育ってなんだろう。
娘はバイト中、スーツ姿のサラリーマン、進学高の制服を着た学生、いい歳をしたおばさんたちの接客をしながら、「この人たち学校行って何を学んできた?学んでいる?」と思うような対応をされるそうです。
そう気がついて自分はこうしようと思う、それでいいじゃん。娘よ、それでよきよ。
通信制高校1年の時は、環境が変わってまた元気に通い始めるとばかり思っていたけど違った。
そう簡単にいかなかった。
2年生になった今は、ある意味勝手にすればいいよーと思っている。
どんな貴方でもあなたに変わりはない。
私たちの娘に変わりはない。
前は平日娘が家にいること、昼間寝ていることが当たり前になっても全然慣れなかったけど、最近は気にならなくなった。
娘の人生だもの。
少し手放して考えられるようになった。
娘の人生、作っていくのは娘自身。
見守るよ、助けてと言ったら助けるよ。
そんな考え方になりました。
今はすごく気持ちが軽くなってます。
まぁこの先はわからないけどね。
笑って過ごしてやろうじゃん。