昨日は週に一度のリハビリの日でした。
いつものように電車とタクシーで病院へ
先週来たときは まだ右足をついて歩いてはいけなかったけど 今日は体重をかけてOKなので
松葉杖をついていても ほんとうに楽。
逆に前は 左足だけでよくうろうろしていたなーっと思ったり
リハビリ室では まずは先生が足を触ってくれて マッサージ
これがまた なんだか安心するんだなー。
家で主人に撫でてもらっても 安心しない(笑) なんだこの違いは(笑)
先生に触ってもらうだけで 治る速度が速くなる感じ
「一時間弱くらい ごはんを作るのに立っていられるようになりました。」
と話すと 順調ですね って喜んでくれました
指や足首の運動の次は なんと!
ふわふわのマットの上に立ち 右足だけで立ってみる。
右足(骨折した足)だけで立つ
怖すぎる。。。。。。
これはきっと 骨折したことのある方ならわかると思うけど、、、、そんなことできる気がしない!
でも やってみたら
できた。 立てたっ
でもふわふわのマットでバランスをとることができなかったので
靴を履いて 平行棒の中で片足立ちです。
なんか。
今までは感じていなかった 右足首の骨とその周りの筋肉や腱、じん帯、そこに力を入れているっ
っていう感じ。
(まあそのままですね)
次は 両足でつま先立ちできますか と言われ
やっぱりできる気がしなかったけど
やってみたら できた
そのまま 片足立ちでバランスをとる練習を続けて
平行棒の中を歩いてみたら。。。。
リハビリ室に来たときは 完全にびっこ引いて不自然な歩き方だったのが
なんか普通に歩けるようになったんです
すっかり忘れていた 右足首に力を入れるということ それを思い出したら
普通に歩けるようになった
簡単なことだけど なんか感動してしまって
「来たときと 歩き方がぜんぜん違う! ビフォアアフターみたい!」
などと言いながら 二本足で歩けるありがたさを感じておりました
リハビリが終わって 帰りはバスに乗ろうかなという話をしていたら
「もしじゃまだったら 預かっておきますよ。」
と 松葉杖を1本にしてもいいよ、ということでした。
松葉杖1本で歩くこと、前日にやってみたときは怖くて無理だったのに もうすいすい歩ける。リハビリマジックすごい
どんどん良くなると 本当にうれしいものですね
バスにも問題なく乗れて よかったよかった。
今日はよいお天気
上手に歩ける状態を維持したくて 家の中や外をうろうろする私(笑)
掃除機も久しぶりにかけることができて すっきりです
ゆうべはさすがに少し痛みましたが いつものようによく眠れたし 今朝には治まっていました。
昨日 駅まで車で迎えにきてくれた主人と話していて
やっとここまでたどり着けた って感じたできごとがありました。
話しの流れでお坊さんのことになり
○○さん(知りあいのお坊さん)は すごくお坊さんっていう感じがする人
だって そこに咲きはじめた花がきれいだとか 畑で野菜が採れてありがたいとか 話しの中心がそういうことで。
困っている人を見て 自分の力を分け与えて助けたい という姿勢がいつもの会話の中から伝わってくるような人。
対して △△さん(別の知りあいのお坊さん)は お寺の仕事をビジネスにしてるところがある
お金とか人脈とかの話しが主で 仏の教えに基づいての仕事っていう印象がない
とか そういうことを最近の主人は思っていたようで(笑)
どっちが良い 悪いとかではなく 人によって選択が違うのが当りまえだし
でも ○○さんよりで △△さん風な要素も少しあり みたいな感じがいいよね とか。
で 私の働き方の話しになり
患者の経験が長い私が看護師になった。
辛い気持ちがよくわかるし 患者さんに寄り添った看護をしたい。
それが 人を元気にすることに繋がる と思ってた。
でも 自分の実体験から それがちょっと違うんだと気づいたら もう看護師として働くことが辛くなってしまった。
医療の現場で 違和感ばかり感じながら仕事をしていることがとてもストレスなんだ。
私は 私の大切な家族や自分が病気になったとき 病院にかかるのは
救急医療が必要なとき それから 今回みたいに大けがしたとき って思ってる。
体のメカニズムを勉強したことから それ以外はほとんど必要ない
むしろ健康とは逆の方向になることが多い と理解したから
看護師という仕事を 自分がすることに抵抗がある。
などということを ことあるごとに ここ5年くらい 主人に伝え続けてきたんですが
それが理解できないようでした、ずっと。
私が話すことをあまり聞いてくれなかった
普通 仕事は楽しいものなんかじゃない。 辛くてもがんばって続けるものでしょ、
って言われ続け。
主人は主人で 姉を難病で亡くしています。
私と同い年の姉(私は主人より年上です) は小学生の頃から難病で ここ数年は寝たきり
義母がずーーーっと介護していました。
長く長く病気と闘い 本当に大変だったと思います。
私が小学生の頃 その義姉と一緒に入院して養護学校に通っていた そんな縁もありました。
主人はそんな姉と そして私の姿をみて 感じることもあったんだろうと思いますが
病気になったら病院へ っていう世間一般の感覚の人。
そして自分は 大きな病気になったことがないからイメージもできなかったんだと思います。
でも 私が薬を止めて 病院に通わなくなり 生活習慣を変えて元気になってきた
主人自身も 食べるものが変わって アレルギーの症状が軽くなり 頭痛持ちでしょっちゅう鎮痛剤を飲んでいたのが 必要なくなり
そんな体験をして 少しずつ考えが変わってきたのか
△△さんのように 仕事は仕事 って割り切れればいいんだけど
キラは無理なんだね という言葉が。
そうそう 私はそれができない
から苦しんでいる
今まで そういうことを理解してくれる人が身近に一人もいなかったんです。
それもまた 私の中の辛い要素の一つでした。
でも 理解者が一人できた
だからといって 何が変わるっていうこともないんですが 心の重荷が少し減ったかな
結婚して 何年
え 今計算してびっくり 来月で20年だ
ほんと 話しが通じない人だなーっと思い続けてきたけども(笑)
諦めず 思い続けていたらなんとかなるもんですね。
そして 改めて自分の気持ちに向き合い はっきりさせることができてよかった。